ベネッセ その方らしさに、深く寄りそう。ベネッセスタイルケア

ご自宅のような「居心地のいい場所」を老人 ホームにつくることはできないものなのでしょうか?

ベネッセのホームでは、サービスから環境づくりを考えています。

「なぜか、ここちよい」と、自然に人が集まる場所があるということは、
私たちが高齢者ホーム事業をはじめた時から感じていました。
偶然や知らず知らずのうちにではなく、どのホームにも居心地のいい場所をつくりたい、という想いから、
うまくいった空間のケースを集めてパターンに分類し、言語化する取り組みを開始。
『ベネッセメソッド®』の起点となる『その方らしさに寄りそった環境づくりの手掛かり』が誕生しました。

PROLOGUE

ご入居者様の暮らしに合わせた環境づくりへの取り組みで「その方らしさ」が、より輝くように

場所としてはあるものの、集いにくかったティールームに機能訓練室など。ご入居者様の暮らしから空間のあり方を考えた「メディカル・リハビリホームグランダ岡本」の事例をご紹介します。

外観/土地建物の所有形態:
事業主体非所有

住宅型有料老人ホーム メディカル・
リハビリホーム
グランダ岡本

住所
〒658-0072 兵庫県神戸市東灘区岡本6-13-3
交通
阪急神戸線「岡本駅」より徒歩14分(約1,090m)
施設詳細を見る

リフォームした場所❶ 岡本工房(1階)

Before

取り組み前の課題

  • 3階のティールームで機能訓練指導員による製作のアクティビティを行っていたが、場所が狭く、道具を置くスペースもとれない。
  • ご入居者様がおしゃべりする場になっているものの、ゆったり過ごせるように整えられていない。

After

ご入居者様が「ここなら、できる」と声をそろえておっしゃる魔法のスペースに
  • ❶大きな作業台が設置され、ご入居者様は思い思いに作品づくりをされています。「お隣さん」と作品を見せ合って、おしゃべりにも花が咲きます。
  • ❷キャビネットには、お一人おひとりのボックスを設置し、ご自分の材料や道具を入れていただけるように。作業の途中でしまっても、やりたい時に来て続きを進められます。
  • ❸コーヒーマシンとレコードプレーヤーを設置してカフェスペースとしてもお使いいただけるように。お孫様などご家族様やご友人とのひとときを楽しまれています。以前習っていたフラダンス教室のお友達のためにクッキーを焼いて、おもてなしされた方も。

一部ギャラリースペースを備えていた1階ティールームを、アトリエ「岡本工房」としてリフォーム。

短い廊下を通った先にある広々としたスペースは、ご入居者様の意欲が高められる特別な場所となり、作品づくりだけでなく、料理にダンスの披露など、さまざまな「やりたい」を叶えることにつながっています。

活用した手掛かり一例

リフォームした場所❷ テラス(4階)

Before

取り組み前の課題

  • 来訪されるお客様からも「景観が素晴らしい」というお声をいただく自慢の眺望を楽しめる場所なのに、ご入居者様にほとんど利用されていない。

After

ご入居者様が「ここなら、できる」と声をそろえておっしゃる魔法のスペースに

初夏は左手に青々とした山が楽しめ、正面は海も臨める4階テラス。ちょっとしたリゾート気分を味わいながら、お茶会のおしゃべりにも花が咲きます。

テラスでお食事もお楽しみいただけるよう、テーブル席と照明、グリドルテーブルも設置。

バーベキューや花火鑑賞など、ご入居者様から「ここでこれをやろう!」というお声をたくさんいただけるようになりました。

活用した手掛かり一例

リフォームした場所❸ 機能訓練室(3階)

Before

旧1階
旧4F

取り組み前の課題

  • 機能訓練室が地下1階と4階に分かれていて、ご入居者様もスタッフも使いにくい。
  • 特に地下1階の機能訓練室は、ご入居者様の生活導線上にないため、行きにくい。

After

運動が「気持ちいい」「楽しい」「行きやすい」の三拍子が揃って

広くなったスペースで、景色を楽しみながら歩行訓練に取り組まれるご入居者様。奥様がお近くでその様子を見守られています。

分散していた機能を3階のワンフロアに集約したことで、身体を動かす場所がわかりやすくなるとともに、4階ダイニングルームでの食事の前後に立ち寄られる方が増えました。

見晴らしもよくなり、「気持ちよく運動できる」とご入居者様に好評のスペースになりました。

活用した手掛かり一例