「インフルエンザ」や「ノロウイルス」が冬に流行するのは、どうしてですか?
寒さが本格化する11月下旬頃から、高齢者にとって体調が心配な時期になります。
そこで、冬場の生活で気になる「感染症」「冬に注意したいこと」「過ごし方のポイント」の3つについて、
在宅医療分野の専門医にうかがいました。
高齢者は、加齢に伴って体内の調整機能が低下しているため、環境の変化に速やかに対応することが難しくなります。また、認知症などの症状により、自分の気持ちをうまく伝えられないことがあります。適度な声掛けを心がけながら、過剰になりすぎずに対応することが、ご本人、ご家族の安心につながります。時には、第三者の力を借りたり、ショートステイを活用したりしながら、上手に冬を乗り越えられるとよいですね。
1947年愛知県生まれ。長年、内科の診療と在宅医療に取り組み、川崎幸病院副院長を経て1998年より川崎幸病院の外来部門「川崎幸クリニック」院長に就任。公益社団法人認知症の人と家族の会全国本部副代表理事、神奈川県支部代表。公益社団法人日本認知症グループホーム協会顧問、公益財団法人さわやか福祉財団評議員。認知症と介護に関する著書、講演など多数。
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