認知症は、進行とともに危険予知や判断する能力が失われていくため、「安全・安心」が特に重視されます。
ですが、「安全・安心」を整えて何を目指すのかを考えないと、「安全・安心」を整えること自体が目的になり、
「危ないものが一つもなくなること」がゴールになってしまいます。
私たちは、ご入居者様が「やりたいこと」に一緒に取り組むことを目指して、
ホームだからこそできるかかわりを『認知症ケアメソッド®』として言語化し、実践しています。


認知症の方との生活では、ご様子が落ち着かない、イライラしていることが多いといった症状により、本来の姿が見えにくくなることがあります。
私たちは、認知症の方にも「その方らしい」生き方を実現いただけるかかわり方について考えるなかで、「ご入居者様にうまく寄りそえた」と感じられた事例を集めて分析。
そこから気持ちや行動を引き出すきっかけにつながる40の手掛かりを『認知症ケアメソッド®︎』として導き出し、大切にしたい7つのテーマに分類しました。

「リスクと向き合う」は、7つのテーマのひとつです。もし、その方の心にふれるきっかけが見つけられても、危険と思われることがひとつでもあったら、あきらめた方がよいのでしょうか。
一人暮らしのご自宅であれば、包丁やコンロなど「危ないと思われるもの」は、ご家族様が使わせない選択もあるでしょう。でも、ホームには「お仲間」や私たち「スタッフ」がいて、ご自宅より安心な「場所」があります。だからこそ、最初からやらないと決めず、お一人おひとりに向き合い、その方の力を見極めながら「できる環境」を整えていく。
リスクの完全な払拭は困難でも、そのことを含めてご家族様にご理解いただきながら、もう一度「やりたいこと」に挑戦できることを目指したい。それが、ベネッセの認知症ケアへの想いです。
AWARD

民間企業初!
『認知症ケア賞(実践ケア賞)』を受賞
質の高い認知症ケア実現に向けたベネッセスタイル ケアの取り組みが、現場での実践的な活動の奨励と 今後のさらなる寄与が期待できると評価されました。
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