｢“ホテルみたい”と
母も気に入ってくれました｣

元気だった母が急に体調を崩して入院し、糖尿病でインスリンの自己注射が必要に。入院中から認知症の症状も出てきて自分で注射を打つのは難しく、父も高齢で母の介助ができないので、訪問看護も利用しながら私が実家に通い、サポートしています。

もともと温泉が好きで、以前はよく旅行にも出かけていたのですが、注射や服薬が一日も欠かせない母を置いてはいけず、諦めていました。
そんななか、普段忙しい主人と娘が同じ時期に休暇をとれることになり、めったにない機会なので、久しぶりに家族で温泉に行こうという話になりました。とはいえ、母のことがあるのですぐには決められず、お世話になっているケアマネジャーさんに相談したところ、ベネッセの体験ショートステイを紹介いただきました。
さっそく近くの「リハビリホームグランダ藤沢本町」を見学して、安心しておまかせできると感じました。母も「ホテルみたい」と言って、一目で気に入っていたようです。

｢最終日には在宅ケアへの
アドバイスもいただきました｣

体験ショートステイでは、予定表を見て、母が「休む暇がないね」と笑うほど、毎日いろいろなアクティビディに参加させていただいたようです。毎朝10時の体操では、一番前の席に座って真剣に体操に参加していたとスタッフさんからうかがいました。
インスリンの注射については、家で行なっているやり方を最初に看護職員さんにご説明したのですが、その際に打ち方や消毒のしかたなど、普段気になっていたことを聞くことができ、とても助かりました。

母を迎えに行ったときには、在宅ケアのアドバイスとともに写真もたくさんいただき、短い期間なのに、こんなに母のことをよく見ていてくださったんだと感激しました。
母も「あなた、また旅行に行ってきていいわよ。まだ、家に帰りたくない」と言うほど。私たちも久しぶりの温泉を心置きなく楽しむことができ、「また介護を頑張れる！」と思いました。