当ホームではじめてのアクティビティとなる「切り絵」を開催しました。たくさんの方にご参加いただいた「切り絵」ですが、はじめての切り絵体験に戸惑うご様子のご入居者様も。作業に慣れてくるに従って、それぞれ個性あふれるお花を、紙の上に咲かせていらっしゃいました。

七夕の日。短冊に願い事を書いていただき、笹に飾り付けしました。ご自身のことよりも「ほかの方が幸せになってほしい」といった願い事も多く、とても心があたたまりました。ほかにも、俳句を短冊に書かれている方もいて「昔はよくやっていたのよ」となつかしまれていました。

冷たい風の吹く日。1台の屋台がホームにやって来ました。「焼き芋屋さんが来ました」とアナウンスすると、待ってましたと玄関前に集まられるご入居者様の皆様。「ほくほく食感の鳴門金時」と「しっとり食感の紅はるか」の2種類からお好きな方を選ばれ、「これ食べたら、お腹いっぱいね」と笑顔が見られました。
※お買い物にかかる費用はお客様のご負担となります。

元日には、ほぼ毎年「書初め」を行っています。「友だち百人」「感謝　健康」「なかよし」「天下泰平」と皆様思うままに、新年の願いを込めて筆を走らせていらっしゃいました。

寒波で園芸部の活動ができなくなった日、何をしようかと皆様で相談し、昔なつかしい「草相撲」を行うことに。トーナメント方式で行い、優勝決定戦は3名で争いました。周りにいた方も声援を飛ばし、幼少期を思い出す、白熱した試合になりました。優勝者には大きな拍手が送られ「第1回草相撲トーナメント」は幕を下ろしました。

とある日の午後、ご入居者様とご一緒に当ホームの庭を散策しました。ホームの庭には、ご入居者様が植えてくださったお花も咲いていますが、肥沃な土壌なため、雑草もたくさん生えています。その中から、「これもほかの花と一緒に生けるときれいなのよ」と摘んでいらっしゃいました。花の奥深さを感じたひとコマでした。

ある日の午後、10名ほどのご入居者様が集まり、「百人一首」を行いました。最初はスタッフが読み手をしておりましたが、「そんなんじゃダメよ。もっとしっかり読まないと。」と、ご入居者様に読み手が変わる一幕があり、本格的な読みあげに、取り手のご入居者様も真剣になっていらっしゃいました。

当ホームの大きな中庭で、いつも畑や花壇の手入れをしてくださっているご入居者様。水撒きを終え、一時休憩。「次はなにを育てようか。花を苗じゃなくて、種から育てたいんだよ。」と青空をバックに、園芸部のご相談をスタッフとされています。

当ホームの庭に咲いた紫陽花の葉で、草木染めを行いました。「どんな色になるの？」「時間はどのくらい置くの？」と鍋をのぞき込まれて興味津々。ミョウバンで色止めした際は、「ナスのお漬物と一緒だね。」と楽しんでいらっしゃいました。仕上がりは薄黄緑色。「もっと濃くてもいいね。」と次回作への課題となりました。

梅雨の時季はジメジメとしますが、当ホームの庭に咲く彩り豊かな紫陽花を見ると心が晴れやかになります。そんな紫陽花にふと目をやると、花の上で休憩している「トノサマバッタ」がいました。ホームの中では、生き物に触れる機会はなかなかありませんが、一歩庭に出るだけで、自然を感じることができます。

当ホームの中庭に植えた梨の木に、小さな実が実りました。まだ、成熟するまでには時間がかかりますが、ご入居者様も、「かわいいのができたね。」と日々観察されています。

ホームの目の前には桜並木が続いているため、通常毎年、ご入居者様の皆様がホームの中庭から満開の桜を眺めながら、お花見気分で日光浴を楽しまれていらっしゃいます。
晴れた日に見られる、桜の薄いピンク色と青空のコントラストがとてもきれいです。

ある昼下がりのご様子。ご入居者様お二人による真剣勝負が繰り広げられていました。
碁盤と睨みあい、「ここはダメだな。こっちはどうだ？」と一手打つにもお時間をかけ、熟考しながら一喜一憂していらっしゃいました。