メディカルホームグランダ深江南のホームの暮らし（ホームブログ 傘作り）

ビニール傘に皆様それぞれ好きな色のペンを使って、絵を自由に書きました。
ペンを塗る動作が難しい方は、スタッフが用意したたくさんのシールの中から好きな物をご自身で選んで、配置を考えなら貼られました。

完成後は一度傘をさしてみました。
傘を持つこと自体、久しぶりな方も多く「こんなに重たかったかしら」と仰る方もいらっしゃいました。。

私たちにとっては、雨が降ると傘をさす動作は当たり前の日常ですが、お年を重ね杖をついたり、車椅子になったりと当たり前の動作が非日常となります。
傘を持つ・さすこの動作自体が、皆様にとってなつかしい動きであり、とても喜ばれていました。

先日、ご入居者様が作ってくださったてるてる坊主と一緒にダイニングやエントランスに飾りつけをしています。

季節を感じていただく催し事をたくさん行うことで、見当識（自分が置かれている状況や、周囲との関係を結び付けて考えることのできる機能の事）に自然と働きかけることができ、認知症予防につながると言われます。何月何日で季節は何なのか？また、今日の天気はどうなのか？など、スタッフは日常会話の中でも見当識に働きかけるお声掛けを意識して行っています。