今年も当ホームの庭になっている梅の実を収穫しました。表に出ている実だけではなく、木の中の実も探します。木の近くでは甘い梅の香りが漂っており、「昔はよくこうやって梅をつんだのよ」とお話も盛り上がります。出来上がった梅ジュースはご家族様にもふるまわせていただき、「おいしくできたね。来年も作ろうね」と笑顔で乾杯していらっしゃいました。

今年も当ホームの庭になっている梅の実を収穫しました。世間では不作が騒がれていますが、「まどか有松」では豊作です。たくさん実った梅を皆様ご覧になって、目を輝かせながら一つひとつ収穫していらっしゃいました。時には木の下に潜り込んで梅をひとつ残らず収穫される方も。収穫した梅はへたの処理をして、氷砂糖と一緒に漬けたジュースになりました。

通常月に1度開催している「臨床美術」アクティビティにて「玉ねぎをつくろう」というアートプログラムを開催しました。できあがった玉ねぎは、どれひとつとして同じ形、同じ色のものがなく、とても色あざやかで鑑賞する人の目をたのしませてくれます。毎回のように作品作りのあとには、ご入居者様同士で作品を見比べて品評会が開催されます。「あなたの、すてきね」「いや、あなたのも個々の色使いが…」とおしゃべりに花が咲きます。当ホームで人気の高いアクティビティーのひとつです。
※「臨床美術」とは、独自のアートプログラムに沿って創作活動を行うことで脳を活性化し、認知症の症状が改善されることを目的として開発されたケアです。
（※臨床美術は（株）芸術造形研究所の登録商標です。）

A様がご自宅で育てていらした、チューリップの苗を、ご家族様が当ホームへ持ってきてくださいました 。B様に「一緒に植えよう」とお声がけされ、お庭の花壇へ植えられていました。ガーデニング初挑戦のB様へ、A様がやさしくご指導してくださいます。作業後はお庭をながめながら、ゆったりコーヒータイム。「なに色が咲くか、たのしみだね」とうれしそうにお話しされていました。

2月3日に「節分」アクティビティを開催しました。豆の代わりに球をご用意して、鬼退治です！普段アクティビティにあまり参加されないA様も、鬼を退治しようと一緒懸命に球を投げてくださいました。A様のすてきな笑顔を引き出すことができ、鬼もお面の下で思わずにっこり。年に1度の鬼の登場に皆様驚かれつつも、とてもたのしまれているご様子でした。

以前は、ピアノの先生をされていたA様。今でも歌やピアノを弾くことをたのしまれています。12月に行われる当ホームのクリスマス会で、歌の伴奏をお願いさせていただいたところ、「いいよ」と笑顔で了承してくださいました。ただいま、本番に向けて練習中です！