7月7月の七夕に合わせ、ご入居者様に願いを込めて短冊を書いていただきました。「家族が健康に暮らせるように」「ひ孫が無事に産まれますように」などさまざまですが、ご家族様のことを1番大切に思われているお気持ちが伝わってきます。

ご入居者様が植えられた、大きく成長したブルーベリー。スタッフもご入居者様のおやさしいお気持ちに寄りそいながら、肥料をまいたり、ネットを張ったりと、ご一緒に成長を見守っています。先日、庭の手入れをしていたスタッフが、一粒だけ色づいたブルーベリーを発見。喜ばれるご入居者様のお顔が目に浮かびます。

「ブルーベリーは目にいいから、できたらお友だちにも分けてあげたいの」と、春にブルーベリーの苗を植えていただきました。水やりをされたり成長を見に庭にでられたりされ、「大きくなってきたね」「実がついてきたわ」と、日々成長を見守られています。

昼食後のひと時、こぶしを利かせ得意な演歌を1曲。ご一緒にカラオケを楽しまれていた方からも、「すてきね～」と声が上がります。お歌がお好きな方も多く、歌声を耳にし、お部屋からリビングルーム兼食堂兼機能訓練室へ出てこられる方もいらっしゃいます。

お花が大好きなこちらのご入居者様は、ご入居前は、色とりどりの花々を育てていらっしゃいました。骨折を機に車椅子生活となられ、「私はもうなにもできない」とおっしゃることが増えていました。玄関に寄せ植えを置いたところ、「お花はいいわね」と微笑まれ、水やりをしてくださいました。大好きなお花に触れ、お気持ちも和んでいらっしゃるようです。

ご家族様とのご面会の際、家族アルバムを一緒にご覧になりながら、ひと時を過ごされていました。娘様3人に囲まれ、昔話に花が咲いているご様子で、いつもお部屋からは笑い声が聞こえてきます。娘様が帰られたあと、「私には娘3人いるからにぎやかなのよ」と、にこやかにお話ししてくださいます。

当ホームでは通常毎月、フラワーアレンジメントを実施しています。ご自分だけのお花をご自身のお好きなように活けていただき、ご満悦の笑顔です。お隣の方と、「ちょっと、この辺がまとまらないね」「すてきに活けられましたね」など会話も弾みます。出来上がった作品は、お部屋に持ち帰られ、毎日の水やりを欠かさずにされています。

料理アクティビティで使用する野菜を、当ホームの庭の畑で育てています。ご入居者様が人参の葉っぱが大きく伸びているのをご覧になり、「身も大きくなっているよ」とひと言。どの人参を採るかスタッフと選びながら抜いてみると、「これ…人参？」と、ご入居者様と大きな声で笑いあった1枚です。

こちらのご入居様が、館内でお好きなコーヒーを召し上がりながら、窓の外を眺めていらっしゃいました。スタッフが、「雨やみましたね。庭の花を見に行きませんか」とお声をかけると、「いいね」と。お話しをされながら庭をゆっくり一周。昼食前の短い時間でしたが、雨の香りが残る庭でのひと時でした。

週末に開催する「父の日」イベントに向けて、当日に飾る看板作りを男性のご入居者様には内緒で進めています。女性のご入居者様がリビングルーム兼食堂兼機能訓練室に集まられ、「もっと左よ」「あっ。花が取れちゃった」と、文字の配置や花飾りなどを楽しそうに準備されていました。

9月の納涼祭。ご入居者様から「盆踊りがしたい」「なんでも手伝うよ」と頼もしいお言葉をいただき、祭りに向けて盆踊り練習や看板作りに取り組みました。こちらの方は「これならできる」と、出店の接客係を担当。「お似合いですね」とお伝えすると、「まったく、いい加減なこと言っちゃって」と照れていらっしゃいました。