この秋、第2回ボッチャ大会を開催する予定です。フロアの垣根を越えてチーム編成し、定期的に練習試合を行っています。「あ～くやしい」「もっと右よ」「力加減がむずかしいな」など、声を掛け合いながら、練習に取り組まれています。

ご入居者様のご要望から新設した「絵手紙くらぶ」。早いもので1年が経ちました。通常毎月メンバーが集まり、当ホームの庭の畑で採れた野菜や花を題材にそれぞれの画風で作品を作ります。「今月はさつま芋か。むずかしいね」「お上手ですね～」「描き終わったらこの紫陽花もらっていい？」など、活動を楽しまれています。

雨の日が続いており、当ホームの庭に出る機会が限られておりましたが、合間をみてお友達と庭の散歩に出かけられました。新しくできた花壇を一周され、「こんなきれいな花壇ができたのね」「楽しみがひとつ増えたわね」と、笑顔でお話しをされていました。

こちらのご入居者様が日課にされている「写経」です。画数の多い漢字や複雑な部首の漢字も、ご自身の万年筆を使用され丁寧に書かれます。完成した写経を見せていただくと、ほかのご入居者様から、「きれいな字ですね」と言葉をかけられ、「そんなことないですよ」と笑顔でお話しをされていました。

5月からスタッフが力を合わせ、花壇の土台を作りを始めました。今年は早くから暑い日が続き完成に時間を要しましたが、「メディカルホームまどか草加」の目玉スポットができ上がりました。花壇の草花を楽しみに、お散歩をされる方も増えていただけるとうれしいです。

「メディカルホームまどか草加」恒例の「フラワーアレンジメント」を開催しました。「今月はバラが入っているの。華やかね」とお話しをされながら、楽しそうに生けていらっしゃいました。でき上がった作品を見せ合われながら、「とてもすてきですね」「あなたの作品もすてきよ」と会話も弾んでいました。

この日の昼食後は、リビングルーム兼食堂兼機能訓練室でカラオケを楽しまれました。「若い頃、踊りやっていたのよ」と、音楽に合わせ踊りを披露してくださいました。車椅子の方ですが、ご自身の足で前に進んだり下がったり。両手を大きく左右に広げて楽しそうに踊られていました。

昼食後、ご入居者様が当ホームの庭を散策されていると、花壇の整備をしているスタッフを発見されました。「私も手伝おうか？」と、やさしいお声をかけてくださり、花植えを手伝ってくださいました。花を手に取られ、「きれいだね」「お花好きなの」と楽しいひと時を過ごされていました。

6月下旬にフラワーアレンジメントを行い、たくさんのご入居者様にご参加いただきました。「全体のまとまりはこれでいいかしら」と、バランスを考えながら生けていらっしゃいました。可憐な花を手に取られ、「きれいなお花ね」と、お隣の方とのお話しも弾んでいらっしゃいました。

ご入居者様が丹精込めて育てられたブルーベリー。紫に色づいた実をご覧になり、「できた！初めての収穫よ」とのお言葉が。手に取り、ほかのご入居者様と、「ほら、みて。もう少しで食べられるようになるから待っててね」と誇らしげにお話しをされていました。

スタッフから、「天の川をイメージしたお菓子を作りませんか？」とご入居者様へご提案。「天の川って言ったら青色よね」「さらさら流れる川かな？」とお話をいただきながら、ゼリー菓子を作りました。スタッフのアイデアで生クリームの上に星型のゼリーを飾り、「イメージ通りね」とご入居者様からうれしいひと言をいただきました。

7月7月の七夕に合わせ、ご入居者様に願いを込めて短冊を書いていただきました。「家族が健康に暮らせるように」「ひ孫が無事に産まれますように」などさまざまですが、ご家族様のことを1番大切に思われているお気持ちが伝わってきます。

ご入居者様が植えられた、大きく成長したブルーベリー。スタッフもご入居者様のおやさしいお気持ちに寄りそいながら、肥料をまいたり、ネットを張ったりと、ご一緒に成長を見守っています。先日、庭の手入れをしていたスタッフが、一粒だけ色づいたブルーベリーを発見。喜ばれるご入居者様のお顔が目に浮かびます。

「ブルーベリーは目にいいから、できたらお友だちにも分けてあげたいの」と、春にブルーベリーの苗を植えていただきました。水やりをされたり成長を見に庭にでられたりされ、「大きくなってきたね」「実がついてきたわ」と、日々成長を見守られています。

昼食後のひと時、こぶしを利かせ得意な演歌を1曲。ご一緒にカラオケを楽しまれていた方からも、「すてきね～」と声が上がります。お歌がお好きな方も多く、歌声を耳にし、お部屋からリビングルーム兼食堂兼機能訓練室へ出てこられる方もいらっしゃいます。

お花が大好きなこちらのご入居者様は、ご入居前は、色とりどりの花々を育てていらっしゃいました。骨折を機に車椅子生活となられ、「私はもうなにもできない」とおっしゃることが増えていました。玄関に寄せ植えを置いたところ、「お花はいいわね」と微笑まれ、水やりをしてくださいました。大好きなお花に触れ、お気持ちも和んでいらっしゃるようです。

ご家族様とのご面会の際、家族アルバムを一緒にご覧になりながら、ひと時を過ごされていました。娘様3人に囲まれ、昔話に花が咲いているご様子で、いつもお部屋からは笑い声が聞こえてきます。娘様が帰られたあと、「私には娘3人いるからにぎやかなのよ」と、にこやかにお話ししてくださいます。

当ホームでは通常毎月、フラワーアレンジメントを実施しています。ご自分だけのお花をご自身のお好きなように活けていただき、ご満悦の笑顔です。お隣の方と、「ちょっと、この辺がまとまらないね」「すてきに活けられましたね」など会話も弾みます。出来上がった作品は、お部屋に持ち帰られ、毎日の水やりを欠かさずにされています。