まどか長町のホームの暮らし（ホームブログ よい食事とは～口腔ケア～）

口には食べる、呼吸する、話すなどの機能があります。
よく子どもに対しては、虫歯にならないように、歯を大事にしようと「虫歯にならないように歯磨きをしましょう。」と歯磨きを促す声掛けすることがあります。

しかし、高齢になると歯磨きをすることが大事だと理解しているはずなのに…老化と共に口腔機能が低下することで、口の中の清潔を保つことが難しくなってくることが多いです。

そのため、「まどか長町」では口腔内の衛生管理だけではなく、歯周病の予防をはじめ、唾液の分泌促進、肺炎防止、咀嚼・嚥下・言語訓練、生活リズムの獲得などを促進できるよう、介護職員が口腔ケアのお手伝いをしています。
実際に口腔ケアを行うことは難しいこともあり、スタッフ間で効果のあるケア方法を習得できるよう意見を交換することもあります。

口腔機能の維持・向上を図ることということは、生活全般に関わることなので、今回もご紹介するお料理クラブには重要なポイントになります。

ベランダで収穫した野菜を使って、ご入居者様と介護職員が料理を作り食べるといった「よい食事」は、単なる栄養摂取だけではなく、満足感を得ることができ、楽しみにも繋がります。一日三度のおいしい食事とお口の清潔を保つことの大切さは共通している部分もあり、生活の刺激になりますね。

今回も鮮やかな夏野菜を調理し、ご入居者様の皆様に喜んでいただけました。