「メディカルホームまどか中百舌鳥」では通常月に1度、ご希望のご入居者様を集って、フラワーアレンジメントを実施しております。皆様、学生時代などにされた華道のことを思い出され、「よくやらされたわ～」「私は子どもに教えたりしてたわ」と談笑されながら、思い思いにすてきな季節のお花を活けていきます。とあるご入居者様は迷いなく流れるように活けていらっしゃり、「すてきな作品ですね」とお声かけさせていただくと、「いいでしょ」と自信にあふれた、すてきな表情を見せてくださいました。これからも、ご入居者様の皆様に自信を持っていただくこと、持ち続けていただけるようなサービス提供ができるよう努めてまいります。

3月12日に当ホームでは「まどか感謝デー」と称して、皆様に感謝を伝えたい方へのメッセージを書いていただくイベントを開催いたしました。皆様最初は「そんなの恥ずかしい」と、なかなか筆が進まないご様子もみられましたが、書き始めるとスペースが足りなくなる方も。普段言えない想いを伝えるきっかけになる、とても素敵な日となりました。皆様に書いていただいたお手紙は後日展示させていただきます！

冬の季節になると、乾燥肌に悩まされるご入居者様が続出します。そこで、スタッフの発案で普段とは違うスキンケアを実施することになりました。いつもとは違う保湿の仕方で、皆様からは「いい匂いもするし、肌もツルツルでうれしくなる」とのお声をいただきました。お肌がツルツルになり、笑顔にもなっていただける素晴らしい機会になりました！

もうすぐ「ひな祭り」ということで、「メディカルホームまどか中百舌鳥」では、ひと足先にお雛様をエントランスに飾っております。通常毎年この時期になると、女性のご入居者様の皆様がご覧になるためにこぞっていらっしゃり、「子供のころを思い出すわ」「孫にも出してあげたのを思い出すね」と、皆様、思い出される時期は違えど、思い出がたくさんあるとお話ししてくださいます。季節を感じるだけでなく、昔をなつかしむお時間も大切にしていきたいですね。

「メディカルホームまどか中百舌鳥」にはお庭がございます。そのお庭には2ヶ所大きな花壇があり、季節にあわせてお花を植えております。季節ごとのお花以外にも、お野菜を育てることもございます。基本的に外出が苦手なご入居者様も、お花をご覧になるためにテラスへ来られることも。
今後も、皆様に季節を感じていただきながら、「たのしい1日だった」と思っていただけるよう、スタッフ一同、心を込めたお手伝いに努めてまいります。

以前は手芸がご趣味で、ネックレスやアクセサリーを作られていたご入居者様。「ホームでできることはないだろうか？」とスタッフで考えた際、お花がとてもお好きだと知り、「押し花しかない！」と思い立ち、ご入居者様とご一緒に作成いたしました。作品はきれいな仕上がりで、ご本人様にご報告すると、「あそこに飾って」とリクエストまでいただき、今ではフロアの一角を彩ってくれています。

ある日曜日の午前、当ホームの中庭を眺めていらっしゃったご入居者様より、「桜がもう咲いてる！」とのお言葉が。「そんなまさか…」とスタッフが中庭にある桜の木を見てみると、なんと！一部、桜が咲いておりました！春ではない時期に咲くことを「狂い咲き」「返り咲き」というようですね。「不思議なこともあるもんやな～」と、ご入居者様の皆様とお話ししていると、とあるスタッフが、「きっと今日は開設祭だからですね！神様からの贈り物かもしれませんね！」との一言が。実は10月は、当ホームが設立した月であり、通常毎年、踊りなどの催し物をしていました。今年は残念至極ですが行えず、桜を発見したこの日にお食事でのお祝いをさせていただく予定でした。そんな中の季節外れの桜が咲くという、うれしいハプニングが起こり、ご入居者様の皆様と心温まる時間を過ごさせていただきました。これからも「メディカルホームまどか中百舌鳥」をよろしくお願いいたします。

折り紙を作成すると、人それぞれ個性がでますよね。
こちらのお写真は折り紙を作成されているご様子です。あるご入居者様は紙飛行機を作成されていたので、「どうして作られたのですか」とお聞きすると、「昔よく子供たちと作って遠くまで飛ばす競争をしてたんや」とおっしゃっていました。今まで、ご入居前のお暮らしについては、あまり知ることができませんでしたが、折り紙を通じて知ることができ、とてもうれしくなりました。「今度は一緒に競争したい」と言ってくださいましたので、ご入居者様の皆様で大会を開きたいと思います。

小学生のころ、授業の一環で習字をしたころを思い出します。ご入居者様の皆様も、「なつかしいね～」「久々にしたらガタガタになったわ」「うまくできましたよ！」と童心に戻ったような笑顔で、ご感想をいただきました。お写真のご入居者様は、「夢」を書くために真剣に練習され、清書に臨まれていました。「夢といえば、皆様子供のころの将来の夢はなんでしたか？」とうかがうと、「覚えてないわ～」「なんやったんやろ？」となつかしさに浸られていました。「では、今の夢はなんですか？」とうかがうと、「元気でおれたらいいかな」とのお言葉が…。全力で私たちがお手伝いをさせていただきます！

身体は動かさないと鈍りますよね。こちらは、ご入居者様と一緒に上半身の体操をしているご様子です。上半身にはいくつもの部位があり、腕や手などを時間をかけて体操いたしました。ご入居者様からは、「体操したら身体が楽になった。」「歳をとっても元気になるには身体を鍛えないと」「皆と体操するのはたのしい」「次は下半身を鍛えたい」とのお言葉をいただきました。次は下半身の体操とのことで、皆様とても気合いが入っていらっしゃいました。もしよければ皆様もご一緒にしてみませんか？

以前、スタッフが発したひと言がきっかけで作ってくださっていた作品が完成しました！暑い夏を涼しくしてくれるような爽やかな青色のコースターができました。「すてきですね」と感謝をお伝えすると、「ほんまに？ガタガタしてるから腕が落ちてるわ。次はもうちょっとマシに作らな。」と恥ずかしそうな表情で、ご自身に手きびしいひと言でした。作成中は、「昔は太い糸にしてセーターとか編んだわ」と談笑しながら作業されたり、時には、「ちょっと今まって！」と真剣な表情をされたりと、普段見られなかったＡ様のさまざまな表情がうかがえました。

「昔は自分の服も編んでたけど、今はもうできないかな。」と、ご入居時からおっしゃっていたA様。「私たちのためにコースターを作ってくれませんか？」というスタッフのひと言で、手を動かされました。最初はおぼつかない手つきでしたが、今では熟練の手つきで、黙々と作ってくださっています。