メディカル・リハビリホームボンセジュール草加のホームの暮らし（ホームブログ コーラスクラブで嚥下の体操）

先日行われた 「コーラスクラブ」。
新型コロナウイルスの感染予防対策として、長らく休止を余儀なくされておりましたが、久しぶりの開催となりました。

人は、加齢に伴い、お口周りの筋肉や舌の動きが鈍ってくるもの。
「嚥下機能」とは、食べ物を上手に喉の奥まで運ぶ動作であり、おいしく食事を摂るためにはとても大事な機能です。

そこで！
当ホームの機能訓練指導員が、発声運動や歌を通して、皆様の嚥下機能の保持・向上を一緒に目指しています。

大きな声で 「あーーーーーっ！！！」
思いっきり舌を 「べーーーーーっ！！！」
嚥下機能の維持に必要不可欠な要素が含まれる「パタカラ体操」なども行います

【食事の前にもオススメ パタカラ体操】
①口をしっかりと閉めて発音する「パ」
②舌を上あごにしっかりと付けながら発音する「タ」
③喉の奥に力を入れ、喉を閉めることで発音する「カ」
④舌を丸め、舌先を上の前歯の裏につけて発音する「ラ」

これらを 「パパパパパパパッ」「カカカカカカカッ」など、できる限り早く発音。
やってみると案外難しい・・・
ぜひチャレンジ＆習慣づけてみてくださいね。

身体をほぐす体操も取り入れながら、お口と身体の体操を終えたら・・・

さぁ！
皆様お待ちかねの コーラスの時間！
季節に合わせた 童謡や民謡。
懐かしの昭和ソングなども、「いいメロディーだなぁ～」なんて感じながら、思わず私たちスタッフも一緒に口ずさみます。
皆様も自然と歌詞が出てきて、とてもお上手にそして素敵な美声を響かせます。

コーラスクラブでは30分程度の短い時間ではありますが、しっかりと習慣づけて取り組むことで、食事をおいしくいただける効果が期待できます。

「私はまだ大丈夫でしょ」と仰らず、ご家族皆様で習慣づけてみるのはいかがでしょうか？