短冊に書く願い事をうかがいました。はじめは、「思いつかないな」と首をかしげていらっしゃいましたが、スタッフとの会話の中で、「やっぱり元気でいたいね～」と笑顔でおっしゃり、ご自身で「元気でいたい」と書かれました。書き終わられ、「なんだか字が変になっちゃった」とおっしゃりながらも、とても満足気なご様子でした。

お2人にデザートづくりのお手伝いをお願いしたところ、「いいわよ！」と快く引き受けてくださいました。お1人が牛乳を測り、もうお1人はボールを持ち、混ぜてくださいました。「これでお菓子ができるなんて不思議ね。どんな味になるか楽しみ」とデザートを冷やしながら、うれしそうにお話しをされていました。

スタッフがデザートを分けようと準備をしている姿をご覧になって、「私がやりましょうか」と言ってくださり、皆様の分を分けてくださいました。分ける際に、「みなさんが食べられるように均等に分けなきゃね」と、ひとつひとつ丁寧に分けてしてくださり、終わった際には、「うまくできてよかったです」と満面の笑みを見せてくださいました。

「まどか府中」では、書道が好きな方にお集まりいただいて、「書道班」を定期的に開催しています。真剣な表情で筆を走らせるお姿は、凛として、その方の人生が表れているように感じます。