ボンセジュール武蔵新城のホームの暮らし（ホームブログ ボンセジュールに春来たれ！）

2月の立春の日に、当ホームでもひな人形を出してきてダイニングルーム横の玄関ロビーにしつらえました。
7段総飾りの豪華なお雛様で、玄関ロビーが急に華やぎました。

ご入居者様方は毎食のダイニングルームへの行き帰りに
「お雛様が見たいの。ちょっと寄って」
と車椅子を押す介護職員にお声を掛けていらっしゃいます。
皆様、
「ほんとに立派で素敵なお雛様ねぇ」
とため息をもらし、見つめていらっしゃいました。

3月3日には女性の皆様は、お雛様と記念撮影をなさいました。
お雛様に負けないはんなりとした笑みをたたえた皆様。
春の訪れを感じるひとこまです。

3月1日～8日に予定していた「文化作品展示会」。
ご家族様にも見ていただきたくて、スタッフも楽しみにしていましたが、あいにくの新型コロナウイルスで、ご家族様のご来訪を差し控えていただく措置をとらざるを得なくなり、大変残念でなりません。
しかし、外出ができなくなったご入居者様には楽しんでいただけたようで、2階の特設会場に何度も足を向けてくださる方もいらっしゃいました。

通常月に2度の書道の時間には筆を執られ、気持ち穏やかに書に向かい合うご入居者様が集います。
皆様の書には「元気」があふれていますね。

絵画教室も人気です。
今月の画題は何でしょう？
先生がお持ちくださる季節のお野菜や果物、お花などを前に、皆様真剣に色紙に絵の具をのせてゆきます。
絵手紙風にひとことしたため、落款を押し、玄人はだしの色紙のできあがりです。
それぞれ違った味わいの画風に楽しみにしているファンもいるんですよ。

前回のブログでご紹介した「五七五の会」。
作品を短冊にしたため、飾り台紙に貼り付けて毎月エレベーター前の掲示板に発表しています。
こちらにもそれぞれの方のファンもいらっしゃり、ご入居者様もスタッフも立ち止まって作品を愛でる姿もよくみかけます。

「図画工作」のアクティビティの時間に皆様で仕上げた大きな貼り絵は圧巻です。
自由に好きなところに皆様で張り付けていった作品は、季節ごとの違った趣きと華やかな風情で2階の廊下を彩ります。
いつもはダイニングルーム兼機能訓練室の掲示板を飾り、お食事の時間を明るくしています。

昨年の秋に園芸好きなご入居者様とスタッフで植え込んだチューリップがようやく花を咲かせました。
「春が来た！！」
と感じさせる風景です。

皆で苗を植えたヴィオラのプランターも大きく育ち、たくさんの花をつけ、豪華に玄関前を飾っています。
当ホームを訪れるお客様に歓んでいただこうと丹精こめたお花たち。
この新型コロナウイルスでの入館制限が恨めしいかぎりです。
ホーム一同、元気にこの難局を乗り越え、ご入居者様とお花たちと一緒に皆様をお迎えできる日が一日も早くおとずれるよう祈らずにはいられません。
皆様もどうぞご自愛ください。