メディカル・リハビリホームくらら吹田のホームの暮らし（ホームブログ 華道 その2～弐番館Life～）

かつて華道の師範だった方に、お花を活けてもらう試みを続けています。

聞けば、以前は書道と華道の師範として、教室を開き生計を立てていたとか。

通常月に一回のフラワーアレンジメントでは、テーマや材料のお花があらかじめ決められているので、ある程度似通ってきてしまいますが、自由に作っていただくと、こちらの方は誰も真似できない作品を作ります。

例えば認知症になっても、手に入れたクラフト（技能）が失われるとは限りません。ご入居者様の皆様の持っている能力すべてを引き出すことは難しいですが、日常において、ちょっとの時間を割けば、できることはたくさんあります。

作品は、その方のお住まいのフロアのティールームに飾らせていただいてます。

それをご覧になって、ご自分の作品を思い出せても、思い出せなくても、笑顔になっていただくことができます。