リハビリホームグランダ板橋前野町のホームの暮らし（ホームブログ 新春箏の調べ－ご入居者様による演奏会②）

今回の演奏曲は「八千代獅子」と「さくら」の2曲です。まずは「八千代獅子」。こちらは先生とご一緒での演奏です。半年ほど時間を共にされるなかで育まれたお二人の空気感が自然に広がります。ちなみに「八千代獅子」がこんなに長い曲とは…スタッフは一様に驚きを隠せませんでした。

会場になったダイニングには、多くの方がお集まりくださいました！その熱気はかなりのもので、演奏後の拍手もとても盛大なものでしたね。「実はね、私も昔やってたのよ」そんな話もちらほらと聞かれ、次は別の方とも一緒にこうした発表会ができそうな予感も生まれます。

2曲目の「さくら」はスペシャルゲストの小学生の女の子（スタッフのお子さん）との演奏です！演奏の前に、スペシャルゲストに楽器の紹介をしてもらう場面も。「お箏はどのくらいの長さがあると思いますか？ホーム長とどちらが大きいでしょう？」お箏は6尺（約182センチ）あるそうです。こうして比べてみるのも楽しいものですね。

二人がつけている髪留めは、つまみ細工を得意としているスタッフからのプレゼントです。今回の「さくら」の曲に合わせて桜をモチーフにしているんですよ。色を合わせた春らしいピンク色の洋服ともとてもよくマッチしていますよね。もちろん二人での演奏も心に染みる、素敵なひとときを届けてくれるものでした。

大盛況のうちに幕を下ろした「新春箏の調べ」、「次はいつやるの？」との声に、この日の主役は「そんなのはね、分からないわよ」と仰りつつも、本当に充実した表情を見せてくださいました。今後もお箏のお稽古は継続されるそうですので、またこうして聴ける機会があればうれしいですね。