グランダ西大泉・練馬のホームの暮らし（ホームブログ たのしい手品）

あるご入居者様のお部屋にお届け物があって訪室したとき。とてもうれしそうな顔で、「あなたちょっと時間あるかしら？」と声をかけられました。「トランプの手品できるんだけど見たい？」とたずねられましたので、「ぜひ見たい」とリクエストをさせていただきました。

「よく見ててね」とおっしゃりながら、トランプを切って広げると、「お好きなカードを一枚取って」とおっしゃります。

私は、写真のスペードの9を選んで戻したのですが、ご入居者様は、ただ混ぜて切っただけで、「ほらこれでしょ。」と見事にスペードの9を見つけてしまいました。

このほかにも、「エレベーター」という手品など、いくつかを披露していただきました。
「スタッフに手品をすると、みんなびっくりしてくれるからたのしい」とおっしゃります。「これもコミュニケーションよね」と。
ご入居者様は、以前デイサービスに通っていらっしゃり、その時に覚えられたとのこと。
まだまだ、たのしい手品があるとおっしゃっていたので、「ぜひまた見せてください」と言うと、「さあ、私は魔女だから、わからないわよ。」とのお返事。そのあとおかしそうに、お笑いになられました。ご入居者様の思いがけない一面を見せていただき、おもしろいなぁと感じました。