要介護状態になりやすい病気や症状

公開日:2021年12月22日
要介護状態を招く病気

日本は世界有数の長寿国として知られています。ところが、助けがなくても日常生活を支障なく過ごせる期間を示す「健康寿命」は、平均寿命より約10年も短く、多くの人が高齢になると介護を必要としているのが現状です。いつまでも自立した生活をするために、要介護状態を招く病気についての予防法や、適切な対処法を知っておきましょう。

要介護になるさまざまな原因

介護が必要となる主な原因は、脳卒中、認知症、運動器の障害(骨折・転倒、関節疾患)です(図1)。そのほかにも、メタボリックシンドロームとの関係が深い心臓病や糖尿病などにも注意が必要です。 これらの病気は、発症すると後遺症が残ったり寝たきりになる可能性が高く、症状が深刻になると、介護する家族に大きな負担がかかったり自宅での介護が困難となるケースも少なくありません。 大きな病気をかかえなくても、高齢になればなるほど心身の機能が衰えてきてやがて介護が必要となり、85歳以上で要支援・要介護状態の人は60%近くにものぼるのが現状です(図2)

国民生活基礎調査

図1

介護給付実態調査月報

図2

※記事の内容は2021年12月時点の情報をもとに作成しています。

監修者:杉山 孝博(すぎやま たかひろ)
川崎幸クリニック院長
杉山 孝博
監修者:杉山 孝博(すぎやま たかひろ)
川崎幸クリニック院長

川崎幸病院副院長を経て1998年より川崎幸病院の外来部門「川崎幸クリニック」院長に就任。公益社団法人認知症の人と家族の会全国本部副代表理事、神奈川県支部代表。認知症と介護に関する著書、講演など多数。

page-top