まどかときわ台南のホームの暮らし（ホームブログ 梅しごとプロジェクト始動！）

梅雨に入ったのかと思ってしまう今日この頃、季節の手仕事を楽しむために、ご入居者様に「梅しごと」をしていただきました。

水洗いした青梅の水気を切ってヘタ取りをします。
すぐに取れる梅、なかなか取れない梅、皆様真剣に取り組んでいらっしゃいます。

小さなヘタを竹串で取っていく作業はなかなかおもしろいようで、あっという間に作業が進んでいきます。

下準備の済んだ梅をビンに入れていきます。氷砂糖と交互に入れていくのですが、皆様本当に楽しそうに作業しています。

「たくさん作りたいから！」とぎゅうぎゅうに詰めてくださるご入居者様も…。

殺菌と風味付けに「お酢」を大さじ2杯入れて密封したら、お酢がまんべんなく行きわたるようにビンを上下に回していきます。
男性からは「梅シロップじゃなくて梅酒は作らないの？」「お酒が入った方がおいしいのに！」と、厳しい意見をおっしゃりながらも、うれしそうにビンを回してくださいました。

仕込み終わったビンを、たくさんのご入居者様が手に取ってくださいました。「なつかしいわね～」「梅酒はよく作っていたのよ」とすぐに中身を当てる方、「これは梅なの？」「いつ出来上がるの？」と興味深々の方、皆様梅シロップのビンを愛おし気に眺めていらっしゃいました。

スタッフも、「この梅シロップは毎日『おいしくなあれ！』と語りかけながら上下に回してあげないとおいしくなりません。ぜひ毎日このビンを手に取って回してください」と、お願いさせていただきました。ご入居者様は次の日から毎日ビンを手に取ってくれるはずです。1ヵ月後にはおいしい梅シロップが出来上がります！