リハビリホームグランダ鷺ノ宮のホームの暮らし（ホームブログ ちはやふるat鷺ノ宮）

皆様と百人一首に取り組みました。大きいサイズの百人一首札は、以前ご入居者様と当ホームの機能訓練指導員が一緒に作ったものです。
文字が大きく、見やすいので、皆様にも大好評。

手作りの札なので、まだ100枚そろっておらず、39首限定です。3～4名での対戦を行いました。

昔よく百人一首に親しまれていた方や、人生で初めて百人一首の札に触れる方などさまざまな背景をお持ちの皆様で行いました。挑み方に、皆様の個性が出てきました。

自分の札だけでなく、相手の札もしっかりとチェックされて、見つけるや否や、「はい！」と勢いよく奪取される方。自分の陣地から札をとられて、悔しそうな顔をされた後、前のめり気味に札をご覧になるようになった方。眼光が鋭くなっていき、次に札をとった時は物音しないほど、静かに、確実にお取りになられました。その姿に、ご一緒されているご入居者様も驚かれていました。「まるで忍びのようですね、クノイチですね！」とお伝えしますと、うれしそうにフフフとご満足げなご様子。

試合の進行にも慣れてきますと、皆様がどんどん前のめりになられるので、途中で深呼吸を取り入れたりもしました。
「はい、一度深呼吸3回しましょう！はい、手をあげて、吸って～吐いて～」
目つきが鋭くなられていた皆様も、深呼吸を3回すると、少しリラックスされたようで、改めて元気よく後半戦を続けました。

「昔よくやったのよ。」「懐かしいわぁ！」
皆様が大変熱心でいらしたので、「百人一首の一覧コピーを用意したら、欲しい方いらっしゃいますか？」とお尋ねしたところ、「うれしい！欲しいです。」「楽しみに読みます。」と積極的なお声をいただきました。
今月は月2回ほど、百人一首の会を行う予定でしたが、皆様のお声をお聞きしながら、継続的に開催できたらと考えております。