【介護付きホーム】介護付有料老人ホーム(一般型特定施設入居者生活介護)
リハビリホームグランダ成城の杜のホームの暮らし(ホームブログ 大事なのはたこの有無ではなく、“味”。)
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※空室状況は、2024年12月5日時点のものです。
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ご自分らしくいきいきと生活されている、ご入居者様の日々の様子をご覧いただけます。
大事なのはたこの有無ではなく、“味”。
2021年03月20日とある昼下がり、ふとパントリーを覗いてみると、ホーム長が力強い仕草でぐるぐる、ぐるぐる…と一心に粉を練っています。その周囲には微塵切りされたお野菜たち。乳酸の溜まる右腕を堪えるように、体勢を変えながら幾度も幾度も粉を練るホーム長。きっと、そこまで苦労して粉を練るには何かしら訳があるはず。そう言えば、今日のアクティビティ表には物珍しい表記がしてあったような──。
と言うことで始まりました、本日のアクティビティは“たこ焼きパーティ”!「グランダ成城の杜」は昨年で10周年を迎えましたが、開設当初から所属している介護職員でも実施した記憶がないと言う、新鮮なアクティビティとなっております。“たこ”は少々噛み応えがあり過ぎますから、その代わりに”ソーセージ”や“はんぺん”、“ちくわ”などの具材を投入します。こんがりと焼き色が付くにつれ、香ばしい匂いがダイニングルーム兼機能訓練室を包み込みます。
「これは甘いの?それともしょっぱいの?見るのも初めてだし、どんな食感なのか想像もつかないわ!」と、ほくほく湯気が立ちあがるたこ焼きを前にして仰るご入居者様もいらっしゃいました。
平成や令和の時代において、いわゆる“粉もん”はごくごくポピュラーなフードです。食べたことすらない……と言うのは少々驚きましたが、「グランダ成城の杜」にご入居されている方々の青春時代には、恐らく今ほどにメジャーではないものだったのかもしれません。そう考えると確かにと頷けますね。およそ80年や90年の人生を過ごされて、新しい“味”に触れる機会があるということは、とても素敵なことだと感じました。
ご入居者様の「おいしい!」を受けて、ノリに乗っているたこ焼き3人衆(左からたこ焼きアクティビティ企画者・ホーム長・スーパー助手)。ちなみにホーム長は出身が関西で、”粉もん”を作る手さばきはプロも顔負け。一度に40個以上ものたこ焼きを器用に丸くかたちづくり、焦がすことなくお届けする姿はもはや職人芸!ご入居者様も、普段は見ることのできないホーム長の別の表情、またその手腕を目の当たりにして感嘆されていました。料理アクティビティは楽しくておいしくて最高ですね、ぜひまたやりましょう!
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