くらら田園調布のホームの暮らし（ホームブログ 野菜炒め～2Fお料理記録～調理編）

食材を買ってきて野菜炒めを作りました。お肉と野菜を炒めて簡単に味付けしたものですが、ご入居者様が中心になりすべての工程をスタッフの手なしで作っています。

何を作りたいかを考えています。ある食材を書き出して作りたいもの、作れそうなものを考えていらっしゃいます。
「俺は食べるのが得意だよ」などと仰りながらも、男性のご入居者様も近くで一緒になって考えていただいています。

ペンを握っていただきながら、これだけの食材や料理の案が出てきました。今回作れなかったものは次回以降に挑戦できればと考えています。

実際の調理はキャベツを食べやすいサイズにするところからです。最初は包丁で切っていたのですが、「こっちの方が上手くできるよ」と手でちぎっていらっしゃいました。「ここも焼こうよ。甘くておいしいよ」とキャベツの芯の部分も包丁で、小さくカットされていました。

「どれくらいがおいしいかな？10cmくらい？」
「いやぁ四等分くらいでいいよ」とお二人で話してお肉のカットもどんどん行ってくださいました。包丁で切る方、くっついているお肉をはがしていく方と役割分担もばっちりです。

スタッフが「お肉とお野菜どっちから炒めればいいですか？」と尋ねると「やっぱお肉からよね」と進めてくださいました。お肉に火が通って塩コショウで味付けをしたら、いったんお皿に取り出していらっしゃいました。

キャベツともやしを入れてお野菜を炒めていきます。
「これ入れればいいんですか？」と周りの方に聞きながら、協力して手際よく進めていきます。向かいに座っていらっしゃった男性のご入居者様も、焦げないようにと木べらで炒めるのを手伝ってくださっています。

「これは切ってお皿にそのまま乗せましょうか」と野菜を炒めているのを横目に、付け合わせのトマトを切ってお皿に盛りつけていらっしゃいました。

最初に炒めたお肉と合わせて、タレで味を調えて完成です。
「何人いるんだっけ？足りるの？」と周りを気にしながら一皿ずつお皿に盛りつけて、一緒に作った周りの方に配るところまで行ってくださいました。