【介護付きホーム】介護付有料老人ホーム(一般型特定施設入居者生活介護)
メディカル・リハビリホームくらら千歳船橋のホームの暮らし(ホームブログ 田植え)
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田植え
2021年05月23日遂に「田植え」の日を迎えました。
天気にも恵まれ、絶好の田植え日和となりました。
午前10時のティータイム前、ご入居者様の皆様が続々と駐車場に集合されました。
田植えをする下準備として、まずは田んぼの水の量を調節します。
土の上に水が約1cmくらいとなるよう、少しずつ水を抜いてiきます。
この工程だけでも一苦労です。
そして、次は土に肥料を混ぜます。
水を含んだ土に肥料を混ぜるのも、これまた一苦労です。
眩しい日差しの中、額に汗が輝きます。
スタッフもお米作りの大変さを実感しました。
「もっとこう、腕に力を入れて!」
ご入居者様からスタッフへ、激励が飛びます。
そして、苗を植えていきます。
この瞬間を待ち望んでおられたご入居者様の皆様の表情には、笑みがこぼれていました。
苗は一定の間隔で植えていきます。
スタッフがご入居者様にご説明するまでもなく、皆様ご存じでした。
「私は農家の娘だからね」と、あるご入居者様がうれしそうに話されていました。
こちらは農家をされていたご入居者様。
誰よりも真剣な眼差しで田植えをされていました。
手持ちの苗が無くなると、「苗をくれ」と一言。
プロ意識の高い職人のようでした。
ベンチに腰掛けているご入居者様の近くへ、苗を植えた容器の"田んぼ"を移動した際、
「お~、"田んぼ"の方からやって来た~」
「苗ちょうだい!」
とやる気満々のご入居者様。
皆様、この日をとても楽しみにされておられたご様子です。
微笑みながら田植えをされていたご入居者様が、
「実はわたしも実家は農家なの」
と教えてくださいました。
どうりで手際が良いはずです。
子どもの頃の想い出話をしながらの田植え。
時間がとてもゆっくりと流れているような、幸せなひと時でした。
一仕事終えたご入居者様。
田植えの仕上がり具合をうかがってみると、
「う~ん、60点かな。まあ、これからだよ」
とおっしゃっていました。
ここから本格的な「米作り」が始まります。
天候や鳥との戦いなど、決して簡単な道のりではありませんが、元気に育ち、ご入居者様の皆様とおいしいおにぎりを食べる日を夢みて頑張りましょう!
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