くらら用賀のホームの暮らし（ホームブログ お庭で採れたてニンジンの天ぷら）

日中は暖かい日が増えてきましたが、朝晩の冷えが身体に堪える今日この頃です。

ある日、中庭の様子を見に行くのが日課のご入居者様が「人参大きくなってきたから抜いてきたよ。」とスタッフに渡してくださりました。
新しく入社したスタッフがホーム長に「なにかできないですかね？」と相談して、天ぷらにしてみることに。

まずは、収穫した人参と記念撮影。

収穫した人参を見て
「あら～立派ね～」
と笑顔を見せてくださいました。

洗った人参を薄く切っていただきます。

「どんな感じで切ればいいの」
「こんなもんでいいわね」

かき揚げにしたい旨を伝えると、食べやすい大きさと薄さに切ってくださいました。

揚げた天ぷらは塩で召し上がっていただくために、お皿に塩を適量用意していただきました。

「どのくらい天ぷらを揚げるの」
「少しなら、このくらいかしらね」

スプーンからこぼれないように慎重に分けてくださっています。

揚がった人参を小分けにしていただきます。

「あら、おいしそうに揚がったわね」
「みなさんに行きわたるかしら」
「ちょっと上手に掴めないわ」

笑顔で取り分けてくださいます。

人参の葉っぱも一口大に切っていただき、衣をつけて揚げました。

甘くて、おいしい天ぷらになりました。

「やっぱり、揚げたてはおいしいね」
「みんなでこういうことをやるのが楽しいよ」
「久しぶりに衣を作ったわ」
などなど、皆様笑顔をくださって、楽しいひと時を過ごすことができました。

当ホームではご入居者様の「できる」「したい」というお気持ちを大切に、実現へのサポートに取り組んでいますが、ご入居者様だけではなくスタッフの「なにかできないか」の気持ちや提案も大切にしていきたいですね。
またなにか、ご入居者様とアイディアを出し合っていきたいと思います。