リハビリホームボンセジュール南大泉練馬のホームの暮らし（ホームブログ 食事研修②）

前回に引き続き、食事研修の様子です。今回は機能訓練指導員の講師による「安全にお食事をとっていただける食事提供」についての研修を実施しました。冒頭に「義歯の装着を忘れることによるリスク」について説明がありました。食事の際には、歯や舌、顎、頬などさまざまな器官が動きます。それぞれの重要性について説明がありました。

スタッフには、ロールパンを6等分にして食べてもらい、「歯を使わずに食べる」、「舌を使わずに食べる」、「噛まずに飲み込む」などを経験して、窒息や義歯の装着忘れのリスクについて学んでいました。

体験したスタッフは、噛むことの重要性が実感できたようです。歯や舌、頬などが連動して食べ物が細かくなっていくということを意識して体験できました。

食事の際の顎の動きを観察し合いました。噛むときに顎が上下左右に動いていました。　
特に、高齢者のお身体の特徴も踏まえ、お食事をとっていただく際の食事介助や食事中の観察ポイントなどについて指導がありました。

日々のお食事を楽しく召し上がっていただけるように、スタッフも真剣な表情で研修に取り組んでいました。