【介護付きホーム】介護付有料老人ホーム(一般型特定施設入居者生活介護)
リハビリホームグランダ成城の杜のホームの暮らし(ホームブログ 鬼、襲来。)
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※空室状況は、2024年5月4日時点のものです。
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ご自分らしくいきいきと生活されている、ご入居者様の日々の様子をご覧いただけます。
鬼、襲来。
2020年02月03日1月某日。おやつを召し上がったあと、ダイニングに集まっていただいたご入居者様。介護職員がやって来て大きな折り紙を手渡されると「来るべき時に備えて、箱を作ってくどさい!たくさん、優しい気持ちを込めて。」と頼まれました。全く寝耳に水で首を傾げるばかりのご入居者様方でしたが、言われるままに幾つもの箱を作ってくださいました。一体、何に使うのでしょう。この時点では想像もつきませんでした。しかし「でもきっと何かに使うから折るんでしょ、頑張りましょう!」と前向きなご入居者様方。
そして2月3日。成城学園前駅の彼方から微かに雄叫びが聞こえたかと思えば、どすんどすん…と地響きが近付いて来るではありませんか。そしてついに姿を現しました。岩をも易々と砕いてしまいそうな体躯の赤鬼と、少し挙動不審の青鬼。ご入居者様は手作りの箱の中に入った豆を勇猛果敢に投げ付けました!この時のために、皆様には優しい気持ちを込めて箱を折って貰っていたのでした。その効果はてきめん!祝福された豆を前にして、鬼は手も足も出ません!表情も何だか、最初よりも怖くなくなっています。
本日は『節分』のイベントです。毎年の恒例行事でもあるため、赤鬼と青鬼がやって来ることを予感しているご入居者様はお部屋に避難していました。しかしそれもお構いなし!赤鬼と青鬼はお部屋にお伺いすると「ぼくに豆を当ててください!どうぞ!」などと、仁王立ちしながら傍若無人の限りを尽くしていました。「まさかここまで来るなんて……!私に気があるのかしら!」とご入居者様も満更ではないご様子です。
皆様のやさしい気持ちで折られた、箱に入った、たくさんの豆を当てられた赤鬼と青鬼。すっかり丸くなり、ご入居者様と一緒にピースサインを並べて記念写真を撮っておりました。赤鬼も「鬼ヶ島に帰っても皆様のことは忘れませんよ!」と既にお友達気分。ご入居者様も「ぜひまた来てくださいね、ありがとうございました!」と。
「グランダ成城の杜」の心温かいご入居者様の前では『鬼は内、福も内』でよいのかもしれませんね!
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