リハビリホームグランダ成城の杜のホームの暮らし（ホームブログ 「グランダ成城の杜」十周年記念お抹茶会！）

昼下がり、ダイニングルームに集まった皆様の前にホーム長が姿を現しました。一風お洒落な長机に、見慣れない着物姿の介護職員。何かいつもと違う雰囲気を感じ取られたご入居者様がたは、少しざわざわとされています。それもそのはず、本日は「グランダ成城の杜」設立十周年の日となります！皆様のお陰で無事にこの日を迎えることができまして、本当にうれしく思っております。それを記念しまして、ひな祭りが近いということもあり、お抹茶の会を開くことになりました。

お抹茶を立ててくださるのは1ヶ月ほど前に「グランダ成城の杜」に入られた女性のご入居者様。以前は茶道の先生をしていた経歴をお持ちのため、茶道具と茶碗が用意されているのを見ると、介護職員の目にも止まらぬ手さばきで準備をして行きます。これには他のご入居者様も感嘆の声を漏らすばかり。しゃかしゃか、と小気味よい音でお抹茶を立てるこのご入居者様は「ここに来て、こんな風にまたお茶を立てられるなんてね、うれしいよ！」と笑顔で仰っていました。

ひな祭りと十周年記念イベントを行うと伝えると「気合を入れておやつを作るから、期待していて！」と意気込む厨房スタッフ。そして当日、透明の器に飾られた艶のあるその姿には思わず頬が緩んでしまいますね。『三色のチョコレートババロア』を作ってくれました！ひな祭りと言えば菱餅、それをイメージして重ねられた三層（いちご、ミルク、抹茶）のババロアに添えられたクリームとラズベリー。厨房スタッフこだわりの逸品、そのおいしさにはご入居者様も「すごくきれい！食べるのが勿体ない！」と感激されていました。

エントランスに飾られたひな人形の隣で記念写真を一枚。「せっかく着物を着てるんだし、一緒に写真を撮りたいな！」と少し恥ずかしそうに仰った男性のご入居者様。美女ふたりに挟まれてご満悦なご様子でした。
「グランダ成城の杜」には着付けに詳しい介護職員がおります。熱心な厨房スタッフ、さらにはご入居者様に茶道の先生もいらっしゃった今回のお抹茶の会。
「グランダ成城の杜」に関わる皆で一致団結して、古式ゆかしい素敵なイベントを開くことができました。これからもこうして、全員で「グランダ成城の杜」を彩って行けたら、と思います。