くらら田園調布のホームの暮らし（ホームブログ 「あら、すごいわね」）

朝一で新しいお花が届きました。新鮮なうちに…というのは少し違うのかもしれませんが、お花がお好きなご入居者様にすぐにお話しすると、鉢に植え替えてくださりました。

「これはもうおしまいだねぇ」と言いつつ、名残惜しそうなご様子で古いお花は処理してくださりました。
「一回すすいできれいにしちゃおうか」と鉢をきれいに水洗いしてくださったので、スタッフはお花を並べて準備を始めます。

「青には…白かしら？これ（黄色）でもいいか」
「これは濃淡で並べましょう…」
ご自身のセンスの命ずるままに、きれいな組み合わせを考えてくださりました。

「もうちょっと水をあげた方がいいかな？」
「これはもう取っちゃおうか」
丁寧に水をやり、弱った葉を取り除き、毎日のようにお世話してくださっているので慣れた手付き。
「こういうのはお父さんが得意だったのよ…」
と昔を懐かしみながら仰ることもありました。

並べたお花を日に当てて…
「どの組み合わせが一番好きですか？」
「私はこれね」
「濃淡で合わせたものですね」
「そうそう。これじゃ日が強すぎるかな？」
「ずっとここに置いておくわけじゃないので大丈夫ですよ」
こんな会話をしながら、いつもと同じように笑って、毎日過ごされていらっしゃいます。