くらら田園調布のホームの暮らし（ホームブログ 居酒屋で定番の？）

現在ご入居いただいているご入居者様は、お若い頃からお酒を飲むことがあまりなかった方が多いのですが、本日は居酒屋によくありそうなお料理を皆様で協力して作ってみました。
少し濃いめの味付けにしてみたからか、食べてみると「思ってたよりおいしい」とご好評いただけています。

作るメニューはポテトサラダとちくわの照り焼きです。
「きゅうりの皮剥くの？」
「薄切り？薄く輪切りにすればいい？」

「ハムはこれくらいの大きさでいいの？」
「大丈夫です」
と一言お伝えはしていますが、スタッフが他の方のご様子を見ていて、作業の進むご様子まで確認できていないと、
「じゃあ全部切っちゃうからね」
と仰り、どんどん切り進めてくださいました。
もはやスタッフが皆様のスピードについていくのがやっとです…。

「この芽の部分をちゃんと取りたいのよね」
ピーラーや包丁、それぞれ使いやすい道具を使ってじゃがいもの皮を剥いてくださります。
その後小さくカットし電子レンジで加熱し、柔らかくする時間をカット！実際のご家庭で行っているような時短テクニックですね。

ちくわは一口サイズに切っていただきました。
バットの中でちょっと乱雑に置かれてしまっているように見えますが、皆様協力して作業を進めてくださっているので、すごいスピードで進んでいきます。

加熱して柔らかくなったジャガイモをすりつぶしていきます。
向かいの方がやっていると
「ちょっと貸して」
と自発的に行ってくださりました。
実はこちらの方は、ご入居いただいてから初めて料理アクティビティに参加されました。

ちくわの中にチーズを詰めてくださっています。
焼いたときにチーズが溶け出しておいしくなるのです。
「詰めるの？これくらいなら私もやろうかな」
と以前料理が苦手と仰っていた方も手伝ってくださりました。

しょうゆ、みりん、砂糖
料理の基本ですね。甘辛く火を通していきます。

「何人？お皿足りる？」
「お箸持ってこなきゃね」
「あなたは？これだけで足りる？もっといる？」
「私ちょっとしか食べられないから」

作って食べてお話しして。
午後の時間はあっという間に過ぎていきます。