【介護付きホーム】介護付有料老人ホーム(一般型特定施設入居者生活介護)
くらら田園調布のホームの暮らし(ホームブログ ~紀寿を迎えるご入居者様へ~)
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~紀寿を迎えるご入居者様へ~
2021年08月25日「紀寿」つまり100歳を迎えた方がいらっしゃるので、スタッフがお祝いの気持ちを込めて、炒飯を作りました。
どうして100歳のお祝いに炒飯なのか。
それは事前にご家族様にご連絡し、お若い時に何がお好きだったかをおうかがいしたところ、「昔はよく皆で中華料理を食べに行っていました」と教えていただいたことからです。
そのお話を元に、100歳になった今、おいしく無理なく召し上がれるものを考えた結果、炒飯に辿り着きました。
「今日100歳を迎えられる方がいらっしゃいます。その方がお好きなお食事が炒飯なんです。おいしいものを作って召し上がっていただこうと思っているのですが、皆様お手伝いお願いできますか?」
他のご入居者様にうかがうと、皆様に快く協力していただけました。あまり凝ったものにすると、作るのや召し上がるのに少し疲れてしまうかな?肝心なお祝いの瞬間に皆様に元気でいていただきたいので、今回は本当に簡単な内容にしています。
日ごろお料理のアクティビティを行っているので、今日もサクサク作業してくださりました。
お肉を切って、卵を溶いて…
材料の準備が終わったら、一気に火を入れていきます。
「それ(焼豚)もう入れちゃう?」
「一緒に入れて火にかけたらおいしいと思うし入れちゃおう」
「混ぜますか?わかりました」
「あなた上手ね」
お祝いムードを感じてか、単に楽しさを感じてくださったのか、皆様の笑顔が増えていきます。
とても勢いよく混ぜてくださっているので、写真はちょっとブレちゃいましたね。
調味料を入れて味を調えていきます。
お祝いの気持ちを込めて、皆で作った炒飯が完成しました。
この後皆様で一緒に召し上がり、ハッピーバースデーの歌と盛大にお祝いしました。たくさん写真も撮りました。スタッフからは小さなぬいぐるみをプレゼントさせていただきました。
100歳の方にぬいぐるみ?少し疑問に思われるかもしれませんね。
でも、100歳って大変なんです。100歳ってすごいんです。
「あまり重いものだと持つのに苦労するかな?」
「この日の出来事がどれだけ記憶に残ってくださるかな?」
「忘れてしまっても、何か形としてわかりやすく残したいな」
スタッフ皆でいろいろと考えました。そうして「ぬいぐるみ」というプレゼントになったのです。
そうした想いが通じたのか、お誕生日が過ぎた後でも、毎日のようにご自身の膝にのせてくださり、車椅子を操作していらっしゃっています。
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