メディカル・リハビリホームくらら芦花公園のホームの暮らし（ホームブログ 臨床美術）

当ホームでは通常月に1回、外部から臨床美術※の講師の方に来ていただき、作品作りの機会があります。臨床美術とは、独自のアートプログラムを用いて、絵を描く、オブジェを作るといった創作活動そのものを楽しむプロセスを通して、認知症の予防や改善、心の解放や意欲の向上、また何らかの問題をかかえた子どもたちの回復を目指すというプログラムです。

（※臨床美術は㈱芸術造形研究所の登録商標です。）

この日のテーマは「イトリンゴ」。実際にリンゴを見て、触れて、感じていただき、作品に取り掛かります。まずは糸をたらしてりんごの縁取りをするところからです。

糸の上に紙を重ね、その上からオイルパステルという具材で色を塗っていきます。何層も多様な色を塗り重ね、指でなじませていきます。

出来上がった「イトリンゴ」はこちらです。今回参加した8名の方の、それぞれ個性溢れる作品が出来上がりました。

次のプログラムでは、「My birthday~アナログデザイン～」というテーマで、ご自身の誕生日の数字から連想させてどんどん絵を広げていきました。

出来上がった作品はこんな形でホームに展示させていただいております。ぜひご来訪の際は、お一人おひとりの豊かな表現方法をお楽しみください。