メディカルホームくらら芦花公園のホームの暮らし（ホームブログ 調理アクティビティ～ちらし寿司～）

今回の調理アクティビティは以前からご入居者様と計画していた『ちらし寿司』を作りました。当ホームで出たちらし寿司を召し上がっていて、「私の家の特製のちらし寿司があるのよ」と一言。その一言から特製ちらし寿司を作るアクティビティが計画されました。その特製ちらし寿司とは、京都の有名なお寺で出るものを自分流に改良して長年作られていたそうです。

下ごしらえの時の一枚。ここ何年も包丁を握ってなくて自信がなかったとのことだったのですが、包丁を持っていただき具材を切った瞬間、「ここ何年も握れてなかったのに、ここでできてよかった」と感動されていました。

※感染予防のため調理の際には手袋をしていただいております。着用していない方に関してはリハビリや、昔のことなど思い出したりするような体験として切っていただいております。その際体験で切ったものに関しては、料理には使用しておりません。

他のご入居者様も長年培ってきた包丁さばきであっという間に細かくきれいに具材を切られました。この特製ちらし寿司のポイントは何といっても「秘伝の紅ショウガ」。いろんな料理に使えるとのことですが、このちらし寿司にはこれじゃないといけないとのことです。ほかにも椎茸、かんぴょう、鰻などさまざまな具材を揃えました。

皆様に切っっていただいた具材と酢飯を盛り付けて、念願のちらし寿司の完成です。先生をしていただいたご入居者様は「ここでうちのちらし寿司が作れるなんて思わなかった。」とたいへん感動されていました。
今回下準備が間に合わずレシピ通りとはいかなかったとのことで、次回こそ下準備からすべて完璧なちらし寿司を作ると意気込んでいらっしゃいました。
今回は「私の家の特製ちらし寿司があるの」の一言から実現したアクティビティでした。これからもご入居者様との会話の中から何か楽しみを見つけて、楽しいアクティビティができるようご提案してまいります。