メディカル・リハビリホームくらら千歳船橋のホームの暮らし（ホームブログ ハイテク花火大会）

7月よりご入居者様と準備を進めてきました、アナログとデジタルの融合「ハイテク花火大会」を3日間に渡って開催いたしました！

デジタルの面では、プロジェクターに花火大会を映し出し、重低音の大音量で花火の音を流します。

「わぁ～、すっごいきれい！」
「花火の音はお腹に響くんだよなぁ！」
「た～まや～、か～ぎや～！」

など、皆様さまざまな掛け声と共に、スクリーンを眺めておられました。

次第にご入居者様の皆様からは「言葉」が聞かれなくなり、じっと花火を見つめていらっしゃいました。

開始当初、薄暗い場内もあり、目を閉じて休まれておられる方も何名かおられましたが、気が付くと皆様、花火を眺めておられました。

また、中には涙を流しておられる方も数名いらっしゃいました。

「懐かしいわね～」
「昔は多摩川の花火大会によく行ってたのよ」

と、思い出を語ってくださいました。

そして、花火が終わり、静寂に包まれると、静かに拍手が起こりました。

スタッフ達は、もっと賑やかに盛り上がる事を予想しておりましたが、ご入居者様の皆様が花火の想いを懐かしむ会となり、

「本当に良かった…ありがとう」

と仰って下さいました。

アナログの面では、2ヶ月掛けて制作した「花火」を題材にした作品を壁一面に飾り、皆様で楽しみました。

どの作品も個性に溢れた素敵な「花火」でした。

会が終わり、スタッフが片付けをしていると、それを見ていたご入居者様が、
「また来年もやりましょうね」
と笑顔で仰ってくださいました。

来年は、本物の「花火大会」に行きましょう！
それまでコロナなんかに負けず、毎日元気に楽しみましょう！