リハビリホームボンセジュール南大泉練馬のホームの暮らし（ホームブログ 開設に向けての研修開始（9・10日目））

この日は認知症研修と災害研修、緊急時対応についての研修を行いました。認知症研修では、当社が大切にしている「心のありかをチームで見つける認知症ケア」について学んでおります。チーム内での役割や連携、記録の工夫など。チームの中には、ご本人やご家族様も含まれており、全員参加方でのチームケアを学んでおります。

スタッフ同士でペアになって、「その方について深く知る」ことを体験しました。その方がどういった方なのか、何度も質問を重ねます。実際に認知症の方の真意を掴むのは難しいことですが、ご入居者様の「声、行動には想いや理由がある」という観点を持って考えることが大事だと考えております。不安を抱えている認知症の方に安心していただくためには、スタッフが多職種でチームになることが何よりも大切であることも。

災害時の対応について研修いたしました。館内をまわりながら消火器や消火栓、スプリンクラーの位置などを把握しました。災害時に冷静に動けるように備品の取り扱いについて理解を深めております。

緊急時対応研修。食事を喉に詰まらせてしまったご入居者様を想定し、緊急時の動きをシュミレーションしました。「迷わず119番してください！」。看護職員が強調して指導しております。シュミレーションではありましたが、参加者には緊張感が漂っていました。「救急車を呼んでください！」、「胸部圧迫します！」など、指示がない状況下では、それぞれの迅速な判断が大切になってきます。