アリア等々力のホームの暮らし（ホームブログ スキーを手繰り寄せて）

床の上に細長く敷かれた2枚のシーツ。少し雰囲気が物足りないかもしれませんがゲレンデに見えますでしょうか？途中に小さな起伏もあり、よく見ればちゃんとゲレンデですね。暦の上では春ですが外に出たらやっぱり寒い日もあるので、暖かいホームの中で小さなスキー場を作ってみました。

ゲレンデがあるならそこにはスキーヤーもいます。今回この小さなゲレンデを滑るのは、こちらのスキーヤーたち。普段使っているティッシュの箱にスキーヤーが乗っています。この写真では箱の上のスキーヤーは人のイラストですが、好きな動物などにしてみてもいですね。

シーツで作られたゲレンデは平坦で、スキーヤーを乗せてみただけでは全く進みません。どうやって動くのでしょうか？今回はただスキーを観るのではなく、スキーヤーにつながるひもをご入居者様に巻き取っていただきスキーヤーを動かします。

ひもを素早く巻き取るには、とにかく急いで手首を動かすしかありません。「私がこんなに動いているのにあの人（スキーヤー）は全然動かないじゃない。」と手首の動きにつられて話し方も早口に。そして皆様、早くスキーヤーを引き寄せようと肩が上がったり、ひもを巻いている棒を引き寄せたり。

半分ほどまでスキーヤーを引き寄せたところで、差し掛かった起伏に乗り上げます。上手く超えられればよいのですがゲレンデのコースをはみ出してしまう方も。「早く戻ってらっしゃい」と周りの方に応援されながら無事にゴール！小さなゲレンデを滑りきるために、ご入居者様は一生懸命動かれました。