アリア等々力のホームの暮らし（ホームブログ ご入居者様のART）

園芸療法の時間、ご入居者様がラベンダーのドライフラワーを使って、お部屋のアクセントに…とお作りになられた作品です。朝の風にリボンが揺れて,ラベンダーのほんのり甘い香りがします。

「花束を作る時、枝の向きを考えたり、高さに差を付けたり、全て指先を使ってまとめていくのは、集中力がいるのよ」と笑顔でお話ししてくださいました。

こちらは木目込みの大作です。機能訓練指導員のプログラムのひとつですが、小さなパーツをひとつずつ作っていく分、完成までには時間も必要です。ご入居者様は完成した喜びを私たスタッフにも分けてくださいました。

木目込みのパーツは小さいものだと数ミリのものもありますが、こうしてひとつひとつ鋏で切り取って作ります。

そして小さなパーツがなくならないように、ビニールの袋に入れていきます。ご入居者様は次の作品の制作途中とのこと。月夜に跳ねるうさぎを描いていらっしゃいます。完成を楽しみにしているのはご入居者様ご自身はもとより、私たちスタッフも同じです。

こちらはあるご入居者様のお部屋。壁一面に飾られたご入居者様ご自身で作られた作品の数々。最近、新しい作品作りを始められたそうで、「完成したら見せてあげるわね」とやさしい笑顔を見せてくださいました。

こちらはとても細かな大人の塗り絵です。海外にお暮しのお嬢様から贈られたそうですが、スタッフが見ても細かすぎて途方に暮れそうです。ご入居者様はたくさんの色を使って仕上げられています。額縁に入れたら有名な画家さんが描いたように見えるかもしれません。