アリア杉並宮前のホームの暮らし（ホームブログ ご家族様との思い出の料理）

「『宮前農園』で育てた野菜を使って料理を作りたい。」
これはあるご入居者様が介護職員とお話していた際におっしゃった言葉です。
この思いを生活プランの目標にして、毎日介護職員と一緒に、「アリア杉並宮前」の庭の菜園の野菜に水やりをして育ててきました。
そして先日、大きく立派に育ったピーマンを使って、ピーマンの肉詰め作りを行いました。

まずはピーマンを収穫していただきました。「大きく立派に育ったね！」「ピーマンは熟れすぎると種が多くなって実が固くなるんだよ。これはどうかな？」

「昔はよく、主人が出張の時なんかに、子どもたちと一緒に餃子やピーマンの肉詰めをたくさん作ったよ」「子どもも4人いるから、餃子なんて100個くらい作ったんだよ」と料理をしながら介護職員にお話ししてくださいました。
「うちは合い挽きじゃなくて豚肉100％だったよ」「ピーマンも半分に切らずに中にお肉を入れよう」とどんどん手が動きます。

「焼き加減は、竹串を刺して確認しよう」
お皿に盛りつけてくださり、完成です。おいしそうな香りに介護職員も集まりました。
「私はいつも塩コショウか、醤油をつけてたね。子どもたちは好きなものをつけて食べてたよ」
終始ご家族様のお話をしてくださり、笑顔が絶えませんでした。次は何を作りましょうかね、と介護職員がうかがうと、「ロールキャベツなんてどうかな？」とのお言葉も。
ロールキャベツ作りに向けて、「宮前農園」ではキャベツと玉ねぎの栽培の準備を始めています。