以前は「規則が多いホームなんて…」と思っていましたが、ここでは山歩き気分の散策など、好きなことが自由にできる。のびのびと自分らしい生活を楽しんでいます。
ご入居前は、お一人暮らしを自由気ままに満喫されていたというS様。「規則が多い老人ホームなんてとんでもない」と思われていたそうですが、現在は「のびのびと自由に生活できて大満足」と笑顔を見せてくださいました。
<ご入居者様談>
正直いって、老人ホームに入るなんて、絶対に無理だと思っていました。マイペースで声は大きいし、一人暮らしも長くて、家事や買い物なども自分でできていたし、その生活が気に入っていましたから。それが5年前に突然、手足が痺れるようになり、入院していろいろ検査したものの、原因不明と言われてがっくりしましたね。
退院後は自宅に戻ったものの、さすがに一人暮らしは難しいだろうと、甥が「メディカルホームくらら三鷹」を見つけてきてくれました。「ここなら合いそうだよ」というだけあって、本当にのびのびと自由に生活できる。かつての「規則が厳しい老人ホーム」のイメージが消えて、今ではここでの生活がすっかり気に入ってしまいました。ごはんは美味しいし、スタッフさんはやさしいけれど、ほどよく距離をおいて尊重してくれる。自分の好きなように、自分らしい生活を送れていると感じます。
ご入居直後は起き上がるのも難しいご様子のS様でしたが、今では、日常生活のことは車いすに乗って一人でこなされ、スタッフは見守り程度になっています。もともと活動的な方でいらっしゃることもあり、「また自然の中を歩きたい」と、外出を希望されることも。
<ご入居者様談>
入居してしばらくは手足の痺れもあって、生活面のほとんどをスタッフさんに手伝ってもらっていました。2年ほどは外出も難しく、スタッフさんに車いすを押してもらって廊下や中庭を散歩する程度でした。それが、徐々に自然と身体が動くようになり、自分で車いすを動かせるようになってきたんです。
他にも体操や調子がいい時は館内の階段を上る練習をしたり。もともと山登りが好きで、体を動かすことが好きなんですよね。そういう話をすると、スタッフさんに「また登りましょうよ」なんて言われます。天気がいい日にはホームの3階ロビーから富士山の姿が見えることがあり、山のことを思い出して、外の空気を吸いたくなります。
それで時々、ホームの近くで自然を感じられるところに連れ出してもらうようになりました。「くららの時間*」をときどき利用していますが、いまの私にとってすごく大切な時間になっています。
「くららの時間」*はホームのスタッフと1:1で過ごせる、その方だけの特別な時間のこと。山歩きがお好きなS様には、ご希望に合わせて自然を感じられるスポットへの散策をご提案しています。季節ごとに変わる景色や野の花などをご覧になられながら、思い出をお話しくださいました。
<ご入居者様談>
「くららの時間*」を使って、いちょう並木や植物園など、いろいろなお散歩コースを開拓してきました。この5月には、少し遠出して自然広場へ散策に行きました。ちょっとしたハイキング気分が味わえて、本当に気持ちが良いんですよ。車いすから降りて、ゆっくりでもいいから自分の足で登ってみたくなりました。その後、すぐ近くの野草園に足を伸ばし、そこではカタクリの花が咲いているところを見ることができました。東京では滅多にみられない珍しい花で、まさかこんなところで出会えるとは思わなかったので感激しましたね。
他にも私が山好きと知るスタッフさんが「野草園に興味があるのでは?」と選んでくださって、まさに大正解でしたね。いつでも何か花や野草に出会えるお気に入りの場所となりました。今日も紅葉が見頃だというので行ってきたのですが、すばらしかったですね。来年もカタクリの花を見に、またスタッフさんと一緒にでかけたいと思っています。
*「くららの時間」は、ホームの状況やご本人様の心身の状態によってご希望にそえない場合がございます。通常、週1回30分程度または月1回90分程度のコースをお選びいただけます。また、サービス内容によっては、料金が発生する場合があります。詳細はお問い合わせください。
●散策場所は弊社運営ではありません。
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