体験談
vol
59

将来の呼び寄せのために

2022年07月21日
  • ご入居時期
    2018年7月(有料ショートステイのみご利用)
  • ご入居者様
    A様 86歳
お話を
伺った方
ベネッセスタイルケア担当 お客様相談員
ホーム名
メディカル・リハビリホームグランダ岡本

ご利用のきっかけ

86歳の女性、A様は、要介護1の認定を受け、シニア向けマンションで一人暮らしをされていました。
ご主人はすでに亡くなられ、近くに住む親族も高齢のため、遠方で暮らす息子様はA様の生活をとても心配されていました。息子様はいずれA様をご自宅近くの老人ホームへ呼び寄せたいと考えており、近隣にある老人ホームを調べている中で、ベネッセのホームにもお問い合わせいただきました。

1年後の変化

息子様がお問い合わせをされてから1年後。A様に少しずつ認知症の症状が出るようになり、日常
生活にも支障をきたすようになりました。
「泥棒がいる」「物を盗まれた」といった発言をされるようになり、また、夏場にも関わらずエアコンの設定が暖房になっており、熱中症の疑いで倒れられ点滴をされたこともあったそうです。

とはいえ、足腰や気力はまだまだお元気なA様。そこで、A様のお気持ちを尊重したい息子様は、まずは老人ホームの暮らしをお確かめいただこうと、「有料ショートステイ」を利用して2泊3日の短期利用をすることをお勧めされました。

有料ショートステイの利用開始

「有料ショートステイ」の利用を検討されていたのは、猛暑日が続く7月でした。熱中症で倒れていたこともあり、面談の結果、2泊3日ではなく暑さが落ち着くまでの2週間利用されることになりました。

有料ショートステイ当日。2週間という短い期間での利用となることから、避暑地に静養にきたとA様は思われているご様子でした。暑さから食欲が低下しがちな時期ですが、ホームでは1日3食のお食事をしっかり摂ることができます。また、アクティビティやイベントで適度に身体を動かすため、きちんと夜に睡眠をとることができ、生活リズムの乱れも防ぐことができます。ホームのスタッフやお仲間との会話も楽しまれ、落ち着いて過ごされているA様のご様子に息子様も安心されたようです。

その間、息子様は本格的な呼び寄せに向けた準備を進めていらっしゃいます。
その他のホームを含めてA様に最も合うホームを選びたいと、明るい声でお話される息子様のご様子から、心の余裕も生まれたのではと感じています。

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