体験談
vol
23

前向きでポジティブなお仲間とわきあいあいと暮らし、仕事復帰を目指してリハビリに励んでいます。

2016年08月25日
  • ご入居時期
    2016年2月
  • ご入居者様
    77歳 女性
お話を
伺った方
I様77歳(ご本人様)
ホーム名
リレ石川橋

“自称38歳”のI様は、明るい色に染めたロングヘアにピンクのスーツがよくお似合いの、華やかですてきな女性です。長年多忙なお仕事を続けながら、マンションで一人暮らしをされていましたが、昨年の夏、意識不明になるほどの大出血で緊急手術をされました。

昨年8月、私は自宅のトイレで大出血し、救急搬送されました。救急車を呼んだ後意識を失ったので、あとから聞いたのですが、マンションの完璧なセキュリティがあだとなり、救急隊員が部屋に入れず警察や消防車まで出動する事態に。結局は、他のフロアに住む方の協力を得て、病院に搬送されました。病名は、出血性良性ポリープで5000ccの出血。あと5分遅れていたら命にかかわっていたそうです。
緊急手術のため、娘の同意書が必要だったのですが、あいにく娘はロンドンに行って連絡がとれません。周りの人が手をつくしてやっと電話がつながり、無事手術ができました。3ヶ月後、退院して自宅に戻ったのですが、大出血がトラウマになりトイレに怖くて行けなくなってしまいました。体調もなかなか回復せず、一人暮らしに不安を感じていたところ、ロンドンから帰国した娘がサービス付き高齢者向け住宅『リレ石川橋』を探してくれ「ママ、とてもいいところよ」と入居をすすめてくれたのです。

「老人ホームへお世話になるつもりはなかった」というI様でしたが、『リレ石川橋』を見学して、一目で気に入り「ここに決めたわ!」と入居を強くすすめていた娘様も驚くほどの即断即決をされました。

娘にすすめられる前に、知人からある老人ホームを紹介され見学したことがありました。そのホームは、学校の校舎のような大きな施設で私の居場所ではないと思いました。そんな経験もあったので、「リレ石川橋」の見学は娘の顔を立てるためで、入居する気持ちはありませんでした。
ところが、「リレ石川橋」は老人ホームではなくマンション、建物のきれいさもさることながらスタッフの方たちの対応が洗練されていることや自由に暮らしながら24時間配置されていることに惹かれました。モデルルームはコンパクトで無駄がなく、快適な暮らしができそうでしたし、5歳になる愛犬との同居ができる庭付きの1階にペット可の部屋があったのです。私はとても気に入り即入居を決めました。
入居した当初は、体調がまだすぐれず部屋にこもりがちでした。体調が回復するまでの間、お食事をコンシェルジュの方が自室まで届けてくださったり、定期的にお部屋をのぞいてくださり、とても安心して過ごすことができました。
体調が少しずつ上向きになってきてからは、運動もかねて、エントランスまで郵便物を自分で取りにいったり、コンシェルジュの方とおしゃべりをするために1日3回、自室から出ることを毎日の習慣にしました。

自室から出られるようになられてからは、入居するお仲間とのおしゃべりを楽しめるようになりました。体操や講座、ネイルなど盛りだくさんのイベントやサークル活動の中から、好きなことを選んで参加されています。

自室から出るようになってから、コンシェルジュなどのスタッフの方たちばかりではなく、入居されている方たちともおしゃべりをするようになりました。私よりもはるかに年上なのに意欲的で前向きな方が多いので、とても楽しいです。90代の女性の方は、週3回プールに通って300m泳ぎ、体力だけでなく頭もしっかりされていて、「軽井沢にゴルフと買い物に行きたいね」などと話しています。94歳の女性は、毎日ダイニングにあるピアノを弾いていらっしゃり、私はそれを聴きながらエアロバイクで運動をしています。10人ぐらいのお友達ができ、館内にあるカラオケルームでのカラオケのお誘いを受けることもあります。皆さん口をそろえて「ここの暮らしはいいね」と言います。
ポジティブで教養もあり、おしゃべりも楽しい人生の先輩に囲まれて、私も元気になり、入居したときは要介護2でしたが1に下がり、毎日来ていただいていたヘルパーさんも週3回になりました。
またこちらのマンションでは、毎月、盛りだくさんな文化的なイベントがあり、私は体操教室や講座、ネイルケアなどに参加しています。
今は、仕事復帰に備えて訪問リハビリを週3回受けていますし、週1回はタクシーで美容院と病院に通っています。健康を保って、お仲間とわきあいあいと暮らせる「リレ石川橋」にずっと住み続けたいと思っています。

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