【在宅介護の強い味方!】デイサービス(通所介護)とは?特徴やサービス内容を表を使って徹底解説
「デイサービスではどのようなサービスを受けられるの?」
「自分の親はデイサービスを受けられるの?」
このような疑問を感じる人も多いのではないでしょうか。
デイサービス(通所介護)とは、要介護1以上の認定を受けた人に対して通いの介護サービスを提供する介護施設です。
施設では、食事や入浴補助・機能訓練・レクリエーションなどの介護サービスが受けられます。
また、デイサービスを利用することによって、他者との交流や家族の介護負担の軽減などが可能です。
本記事では、デイサービスの特徴や対象者、サービス内容などについて詳しく見ていきます。
家族にとって適切なデイサービスを選ぶためにも、ぜひ参考にしてください。
デイサービスとは?
デイサービスとは、利用者が施設に通い、食事や入浴・機能訓練などの介護サービスを日中に受けられる介護施設です。
デイサービスでは、利用者の心身機能の維持を目的とした機能訓練、食事や入浴などの生活支援サービスを受けられます。
また、デイサービスは他の利用者やスタッフとコミュニケーションが取れる機会となり、利用者が人との繋がりを感じることができます。
そして、介護する家族にとっては休息の時間(レスパイトケア)となるメリットがあります。
ここでは、デイサービスの特徴や利用目的、対象者をそれぞれ見ていきます。
デイサービスの特徴
デイサービスでは、主に以下のようなサービスを受けることができます。
- 食事や入浴、排泄などの日常生活上の支援
- 生活機能向上のための機能訓練
- カラオケや園芸、おやつ作りなどのアクティビティ
施設との行き来については、スタッフがデイサービス専用の車で自宅から施設まで送迎してくれるので、送り迎えをする必要もありません。
また、デイサービスは、利用者数の規模によって以下の4つに分けられます。
- 地域密着型:月間利用者数300名以下(定員18名以下)
- 通常規模型:月間利用者数301名~750名以下
- 大規模型(I):751名~900名以下
- 大規模型(II):900名以上
「少人数でゆったりとしたデイサービス」と「大人数でにぎやかなデイサービス」では、雰囲気が大きく異なるため、利用者の好みが分かれるでしょう。
利用前は必ず施設見学をおこない、利用者本人に実際の雰囲気を確認しておくことが大切です。
ちなみに、デイサービスは、介護サービスのなかで介護福祉用具貸与についで2番目に利用者が多いサービスです。
厚生労働省の調査によると、在宅の介護保険サービス利用者の多くがデイサービスに通っています。
デイサービスは施設で支援を受けながら自宅での生活も継続できることから、多くの人が利用する介護保険サービスとなっています。
厚生労働省によると、デイサービスの目的は以下のように定義されています。
「通所介護の事業は、要介護状態となった場合においても、その利用者が可能な限りその居宅において、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう生活機能の維持又は向上を目指し、必要な日常生活上の世話及び機能訓練を行うことにより、利用者の社会的孤立感の解消及び心身の機能の維持並びに利用者の家族の身体的及び精神的負担の軽減を図るものでなければならない」
厚生労働省|通所介護及び療養通所介護
つまりデイサービス(通所介護)とは、利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送れるように支援することが目的の施設です。
デイサービスは要介護者が自宅でひきこもりにならないようにサポートすることや、要介護者の心身機能を維持すること、家族の介護負担を軽減するなどの役割も担っています。
デイサービスの対象者
デイサービスの対象者は、要介護1~5の要介護認定を受けている人です。
要介護認定は基本的に65歳以上を対象としていますが、40歳以上65歳未満の医療保険加入者で特定疾病を抱えている人の場合も、要介護認定の申請ができます。
要介護認定の区分は、大きく分けて以下の3つです。
- 要介護1~5
- 要支援1~2
- 自立
要支援や自立の場合は、介護予防サービスの対象となるため、デイサービスの利用はできません。
「要支援と要介護の違い」については【早わかり表付き!】理解できてる?要支援と要介護の違いとは?でわかりやすくまとめています。
デイサービスの利用を検討している人で要介護認定を受けていない場合は、まずは近くの地域包括支援センターに相談してみましょう。
デイサービスにはさまざまな種類がある
デイサービスにはさまざまな種類があり、主に以下の3つに分けられます。
- ①認知症対応型デイサービス
- ②リハビリ特化型デイサービス
- ③お泊まりデイサービス
それぞれの特徴やメリットなどを見ていくので、デイサービスを選ぶ際の参考にしてみてください。
①認知症対応型デイサービス
認知症対応型デイサービスとは、認知症の利用者を対象にした専門的なケアを提供するデイサービスです。
要介護1以上と認定され、認定認知症の診断を受けた人が利用できます。
認知症対応型デイサービスは、利用目的やサービス内容は通常のデイサービスと同じですが、「介護職員の認知症への理解度」や「介護職員の人数」が異なります。
特に認知症の人に対する介護体制が整っているのが特徴です。
認知症対応型デイサービスの管理者は、「認知症対応型サービス事業管理者研修」と呼ばれる認知症の人への支援方法や、事業所の運営などを学ぶ研修を受講する必要があります。
そのため、認知症対応の知識をもったスタッフが必ず配置されているので認知症の人への支援が可能となっています。
また、認知症の進行を遅らせたり、症状の緩和を目的とした機能訓練が受けられる点も、認知症の人にとって大きなメリットと言えるでしょう。
認知症の症状によっては、一般のデイサービスの利用が難しい場合もあるため、利用者の状況に応じて認知症対応型の利用を検討することも必要になるでしょう。
②リハビリ特化型デイサービス
その名の通り、リハビリに特化したデイサービスで、理学療法士や作業療法士などのリハビリ専門スタッフから、機能訓練指導を受けられる点が大きな特徴です。
なお、リハビリがメインのため、食事や入浴などの生活支援サービスがない場合もあります。
利用を検討している人は事前に確認しておきましょう。
「リハビリ特化型」は「介護保険を利用して機能訓練を集中して受けたい」と考える人が利用する傾向にあります。
一方で、機能訓練だけではなく日常的な支援を必要とする人には、日常生活の支援も充実している通常のデイサービスの方が向いているかもしれません。
そして、リハビリ特化型デイサービスは短い時間で行われることが多いため、長時間の滞在が不安な人でも通いやすいスケジュールとなっています。
ベネッセスタイルケアでは、「短時間デイサービス」という形で、運動をメインに身体機能の維持や向上を目指すサービスを提供しています。
③お泊まりデイサービス
お泊まりデイサービスとは、デイサービス利用後に、そのまま施設に宿泊することができるサービスです。
通い慣れたデイサービスの施設で、一泊3,000円~5,000円程度で比較的安く宿泊できることから、需要の高いサービスとなっています。
急な外出や、旅行など家族の休息が必要な際には、お泊まりデイサービスの利用をおすすめします。
注意すべき点としては、日中のデイサービスは介護保険が適用されますが、宿泊時のサービスは介護保険適用外となるため、全額自己負担となります。
デイサービスのサービス内容
デイサービスでは、主に以下の4種類のサービスが提供されます。
- ①食事の提供
- ②入浴介助
- ③レクリエーション
- ④機能訓練
このほかにも、日常生活での移動や排泄などの介助も受けられるので、利用者は安心して通えるでしょう。
ではそれぞれのサービスについて、詳しく見ていきます。
①食事の提供
ほとんどのデイサービスは、昼食とおやつが提供され、なかには夕食をとってから帰宅するプランを用意している施設もあります。
高齢者が食べやすいように、「きざみ食」や「ミキサー食」など利用者の状態に合わせた食事を提供するほか、持病を考慮した減塩食や糖尿病食などにも対応してくれます。※
さまざまな事情で食事内容に偏りが生じやすい高齢者にとって、デイサービスに通うことでバランスのとれた食事ができる点は、大きなメリットといえるでしょう。
※食事内容は施設によって異なるため、利用者の食べる力や病気など特別な配慮が必要な場合は、事前に確認しておくことが大切です。
②入浴介助
デイサービスでは、介護職員による入浴介助が受けられます。
自宅での入浴が難しい人にとってはうれしいサービスです。
入浴介助は、要介護度や身体状況によって、以下の3つの方法があります。
入浴方法 | 特徴 | 対象者 | |
---|---|---|---|
一般浴 |
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中間浴 |
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特殊浴 |
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利用者が自分でできない部分を介護職員がサポートしてくれるので、安心して入浴できます。
③レクリエーション
デイサービスでは、余暇の楽しみや身体機能の維持を目的としたレクリエーションが用意されています。
あくまで一例ですが、レクリエーションの内容は、以下のようなものです。
- ちぎり絵や折り紙
- 漢字や計算などの脳トレ
- カラオケ etc...
できるだけ多くの人が楽しめるよう工夫されたものが多く、集団でのレクリエーションが難しい人には、介護職員が個別で対応することも可能です。
具体的には、生活機能訓練を兼ねた外出イベントや講師を招いて行う本格的な創作教室などがあります。
レクリエーションは施設の特徴が出やすいサービスです。事前の見学で、利用者本人が体験したくなるようなレクリエーションを行っているかを確認しておきましょう。
④機能訓練
デイサービスの機能訓練は、以下のようなサービスです。
- ラジオ体操
- 口腔体操
- かんたんな歩行訓練
- 機械を使用したマッサージ
- マシントレーニング
機能訓練はリハビリと混合されがちですが、リハビリは“医師の指示”のもと、理学療法士や作業療法士などのリハビリ専門スタッフが行います。
通常のデイサービスの機能訓練は、医師の指示に基づくものではなく、対応するスタッフの規定もありません。
専従の機能訓練指導員を配置して機能訓練を提供しているデイサービスも存在します。
デイサービスの1日の流れ
デイサービスの1日の一般的な流れは、以下の通りです。
時間 | 内容 | |
---|---|---|
9:00 | 送迎 | |
10:00 | 健康チェック・入浴・機能訓練など | |
11:00 | 口腔体操 | |
12:00 | 昼食・休憩 | |
13:00 | 趣味活動・機能訓練 | |
14:00 | レクリエーション | |
15:00 | おやつ | |
16:00 | 送迎 |
※参考:ベネッセのデイサービス1日の流れ
サービス内容や時間は施設によって異なりますが、上記のようなスケジュールが一般的です。
デイサービスと他のサービスとの違いは?
デイサービスとの違いがわからないという人も多いサービスとして以下の2つがあります。
- デイケア
- 小規模多機能型居宅介護
デイサービスとそれぞれのサービスとの違いを、わかりやすく表で見ていきます。
デイサービスとデイケアの違い
デイサービスとデイケアの違いを以下の表にまとめました。
内容 | デイサービス | デイケア | |
---|---|---|---|
利用目的 |
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対象者 |
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サービス内容 |
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人員体制 |
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費用(自己負担の目安) |
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デイサービスとデイケアの最大の違いは利用目的にあります。
デイケアは身体機能の回復や維持など、医療的な支援が主な目的です。
デイサービスではあくまでも日常生活の支援が目的で、医療的な支援は含まれないのが一般的です。
デイサービスと小規模多機能型居宅介護の違い
小規模多機能型居宅介護とは、介護が必要な高齢者に対して、以下の3つのサービスを提供します。
- 1.訪問介護(利用者の自宅を訪問した介護スタッフから介護サービスを受ける)
- 2.通い(利用者が施設へ通って介護サービスを受ける)
- 3.泊まり(短期の施設宿泊)
小規模多機能型居宅介護は複数のサービスを同じ施設(事業所)から受けることができ、その一環(通い)でデイサービスも利用が可能です。
ここでは、「通い」の場合の小規模多機能型居宅介護のサービス内容と、デイサービスの内容の違いを見ていきます。
小規模多機能型居宅介護 (通いの場合) |
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---|---|---|
デイサービス |
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デイサービスだけで契約する場合と違い、小規模多機能型居宅介護は回数や時間を心配せず、スポットで利用できるのがメリットです。
たとえばデイサービスはレクリエーションや食事、入浴の時間が決まっています。
一方で、小規模多機能型居宅介護の「通い」は「食事のみ」「入浴のみ」と一部分だけの利用が可能です。
ただし金額が上がったり、サービスに空きがなかったりするデメリットもあります。
「小規模多機能型居宅介護」の詳しい内容は以下の記事も参考にしてください。
デイサービスの費用
デイサービスの費用(自己負担額)は、1回あたり1,000~2,000円程度の場合が多いとされています。
デイサービスの費用は、以下の3つの項目の合計で決まります。
- 「利用料」
- 「サービス加算」
- 「食費や日用品などのその他実費」
それぞれの内容や費用の目安について見ていきます。
デイサービスの費用の詳細については、下記の記事でまとめていますのでぜひ参考にしてみてください。
「利用料」の目安(1割負担の場合)
「利用料」とは、利用者の要介護度と滞在時間によって決まります。
デイサービスの1日当たりの利用料の目安は以下のとおりです。
要介護度/利用時間 | 3時間以上4時間未満 | 4時間以上5時間未満 | 5時間以上6時間未満 | 6時間以上7時間未満 | 7時間以上8時間未満 | 8時間以上9時間未満 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
要介護1 | 368円 | 386円 | 567円 | 581円 | 655円 | 666円 | |
要介護2 | 421円 | 442円 | 670円 | 686円 | 773円 | 787円 | |
要介護3 | 477円 | 500円 | 773円 | 792円 | 896円 | 911円 | |
要介護4 | 530円 | 557円 | 876円 | 897円 | 1,018円 | 1,036円 | |
要介護5 | 585円 | 614円 | 979円 | 1,003円 | 1,142円 | 1,162円 |
※参考:厚生労働省「介護報酬の算定構造」
利用料金は通常「円」ではなく「単位」で計算されます。地域差はありますが、1単位当たりおよそ10円で換算可能です。
それに従い、上記の表の金額は1単位当たり10円で計算されています。
デイサービスの規模やサービス内容によって金額は変わります。
また、地域によっても自己負担額が異なるため、検討している施設の料金表などは確認しておきましょう。
サービスの種類によって追加料金がかかる
デイサービスでは、個別でサービスを受けることで、「サービス加算」と言われる追加料金がかかります。
サービス加算名称とサービス内容・料金例を見ていきます。
サービス加算名称 | 内容 | 加算料金 | |
---|---|---|---|
入浴介助加算 |
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口腔機能向上加算 |
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栄養改善加算 |
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加算については利用前に施設側に確認し、毎月の費用について確認しておきましょう。
介護保険対象外の「その他実費」
デイサービスを利用するにあたり、食費やおやつ・おむつ代などの「その他実費」もかかってきます。
これらは介護保険の対象外のため、全額自己負担となります。
食費は施設ごとに自由に設定できるため施設によって差がありますが、500~1,500円程度が目安です。
おむつや歯ブラシなどの日用品は、1日の目安は数百円ほど。
デイサービス側が用意している日用品を使った場合に請求されるため、持ち込み可能な施設であれば、私物を持ち込むことで費用を抑えられる場合もあります.
デイサービスを利用する手順
デイサービスのおおまかな利用手順は、以下のとおりです。
- 1.要介護認定の申請
- 2.要介護認定
- 3.ケアプランの作成
- 4.デイサービスの選択
なお、市区町村の役所や地域包括支援センターに要介護の申請をする際は、以下の3点が必要です。
- 介護保険要介護認定・要支援認定申請書
- 介護保険被保険者証または医療保険被保険者証
- 主治医意見書
要介護認定は、調査員が自宅に来て、心身の状態や家族との面談を実施します。
その後、一次判定、二次判定を参考に介護度が決定されます。
要介護認定を受けたら、ケアマネジャーと相談しながら、どのようなデイサービスを利用するか、どのようにケアプランに組みこんでいくかなどを決めていくことになります。
デイサービスのメリット・デメリット
デイサービスには、メリットとデメリットと考えられるものがいくつかあります。
より効果的に活用するためにも、デイサービスのメリット・デメリットを理解していきましょう。
デイサービスのメリット
デイサービスのメリットとしては以下が挙げられます。
- 外出の機会を持てるため、在宅介護者の介護負担の軽減にもつながる
- 食事が偏りやすい高齢者の食生活を考慮した、バランスのよい食事が提供してもらえる
- 機能訓練や多彩なアクティビティで身体機能の維持向上を目指せる
- スタッフのサポートのもとで安全に入浴・排泄ができる
- 他者との交流を楽しめる
バランスのとれた食事や安全な入浴など利用者側のメリットだけでなく、介護をする家族にとっては、介護負担の軽減はもちろん、一旦介護から離れて心身のリフレッシュを図れる(レスパイト)というのもメリットといえるでしょう。
デイサービスのデメリット
デイサービスのデメリットとして留意しておきたいのは以下です。
- 費用面での負担がある
- 他の利用者と性格が合わなかったり、大人数がストレスに感じたりする可能性がある
- 施設によってサービス内容に差がある
費用については、おむつや歯ブラシなど日用品の持ち込みが可能な場合は、自分で準備することで費用を抑えられます。
施設との相性やサービス内容の差については、利用するまであれば、見学や体験利用をすることである程度事前に確認ができます。
既に契約済みということであれば、ケアマネジャーと相談しながら、利用施設の変更を検討するのも手です。
デイサービスを選ぶときのポイント
デイサービスを選ぶときには、以下のポイントを確認しておくとよいでしょう。
- 送迎の時間は生活スタイルに合っているか
- 利用者にあった食事に対応してくれるか
- 利用人数は利用者の性格と合っているか
- サービス内容は充実しているか
送迎の時間は基本朝と夕方ですが、そのなかで可能な限り時間帯を希望できるのか確認しておきましょう。
食事については、塩分制限やアレルギー食・きざみ食・ミキサー食など、利用者の状態にあった食事が提供されるかどうかも踏まえて選択しましょう。
デイサービスは小規模から大規模の施設までさまざまあるため、利用目的や利用者の性格に合わせた規模の施設を選ぶことが大切です。
また、機能訓練やアクティビティは充実しているか、体調不良時は看護職員によるケアが受けられるのかといったサービス内容も、選ぶ際のポイントになります。
※(利用定員10名以上のデイサービス事業所では、1名以上 の看護職員を配置することが定められています)
どのような活動がしたいのか、少人数がいいのか、大人数でにぎやかな環境がいいのかなど、利用者に合ったデイサービスはどこなのかを確認しておきましょう。
まとめ
この記事では、デイサービスについて詳しく見てきました。
デイサービスでは、要介護状態にある高齢者がデイサービスセンターに通い、人との交流やアクティビティ、機能訓練などを受けられます。
デイサービスはさまざまな施設があるため、利用先を選ぶ時は迷うこともあるかと思います。
不安がある場合は、担当のケアマネジャーや地域包括支援センターに相談してみましょう。
ベネッセスタイルケアが展開するデイサービスの紹介
最後に、ベネッセスタイルケアが展開するデイサービスを紹介します。
ベネッセスタイルケアのデイサービスは、看護職員や機能訓練指導員が常駐しており、体調管理や身体機能の維持に対するサービスが手厚い点が特徴です。
また、同じベネッセスタイルケアの他のデイサービスと連携することで、協力し合いサービス向上の相乗効果を実現しています。
ベネッセスタイルケアのデイサービスの概要
ベネッセのデイサービスセンターは「出会いの場」「楽しみの場」としており、利用者一人ひとりの気持ちを大切にしながらサービスを提供しています。
また機能訓練や介護などを通じ、住み慣れた地域での自立した暮らしをサポートすることも目的のひとつです。
ご家族様の介護負担の軽減に貢献するだけでなく、日常生活に「彩り」や「活気」を生むことにつながるようなサービスを目指しています。
ベネッセスタイルケアのデイサービスがおすすめな人
ベネッセスタイルケアのデイサービスは、以下のような人におすすめです。
- 専従の機能訓練指導員による個別プログラムを受けたい人
- 定期的な体力測定を受けることで、身体機能の確認をしたい人
- お身体の問題点を踏まえた的確なアドバイスが受けたい人
「短時間デイサービス」と「滞在型デイサービス」を提供しているため、利用者本人の心身の状態や、本人・家族の目的に合わせたデイサービスが選択可能です。
社会保障学者・武蔵野大学名誉教授・行政書士有資格
社会保障学者・武蔵野大学名誉教授・行政書士有資格
博士(早稲田大学)、福祉デザイン研究所所長、武蔵野大学名誉教授。
1994年、つくば国際大学教授に就任後、武蔵野大学大学院教授を歴任。専門は社会保障、高齢者福祉、地域福祉、防災福祉。シニア社会学会・世田谷区社会福祉事業団理事。