体験談
vol
2

隣同士の個室に入居した両親。それぞれに自分らしい暮らしを楽しんでいます

2016年03月07日
  • ご入居時期
    2012年5月~6月
  • ご入居者様
    90歳 男性、86歳 女性(ご夫妻)
お話を
伺った方
A様 57歳(ご長女)
ホーム名
ボンセジュール経堂

Aさんが老人ホーム探しを始めたきっかけは、同居していたご両親の相次ぐ体調の悪化でした。

「86歳の父が肺炎で入院して、その直後、82歳の母も転んで両手首を骨折してしまいました。父は退院後、体力がガクッと落ち、ガスの消し忘れや、もの忘れも始まってしまって。目が離せなくなって、介護サービスに加え、自費で家事サービスを週4日頼みました。でも、夜は私が見なければなりませんから、突発的な事故や自然災害なども心配で、胃がキリキリと痛む日が続きました。一度、父は夜中にベッドから落ちて、朝まで起き上がれなかったこともあったんですよ」

Aさんは一人娘ということもあり、ご両親の介護を一身に背負っていましたが、ご主人の「このままではいつか行き詰まってしまう」という言葉からご両親のホーム探しを決意。ご両親から「あなたの選んだところならどこでもいい」と言ってもらえたことも、後押しになったようです。

「第一の条件は通いやすい場所にあること。自宅から近いホームをいくつか見学するうちに、ボンセジュール経堂に出会いました。ボンセジュールシリーズのケアマネジャーさんはホームに常駐で入居者の状況を正確に把握し、家族にも的確なアドバイスをくださるのがとても頼りになると感じました。

スタッフの方たちの自然で礼儀正しい応対にも好感が持てました。
また、かねてより尿失禁を悩んでいた父は、肺炎で入院したときに使用した紙パンツがとても気に入っていたので、入居後もその紙パンツを使用したいと申し出たところ、ホームが快く受け止めてくれたのもよかったですね。見学した他社のホームの中には、使用しない方針だからと断られたところもありましたので」

入居者や家族の希望をできるだけ受け入れようとする姿勢も、ホームへの信頼につながったようです。ところで、ご夫婦での入居の場合、二人部屋か個室かという選択肢がありますが、選んだのは隣同士の個室でした。

「介護度が違ってきたときには軽いほうに負担がかかることもあるので、別々のほうがいいようだとアドバイスを受けましたが、結果としてそれが良かったと思います。つい先日も母はお友だちに別室のよさを楽しそうに電話で話していました。寝る時間が違いますし、父が体調をくずしたときにはスタッフの方が夜も気を配ってくださったので母は安眠できたようです。
お陰で母は毎日のアクテビティを楽しみ、家にいるときより活発に暮らしているように思います。聞き役が多かった母がよく話すようになりました。父は家ではかなりの偏食でした。ホームの食事はとても口当たりがいいようで毎回完食しているそうです。そんなことがあるんですね。本当に驚きました」

ご両親の日常生活へのうれしい効果とともにAさん自身の気持ちにも余裕ができ、

それがご自身の体調にも表れているとのことでした。

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