体験談
vol
4

母にとって居心地のよい空間は、家族にとっても足を運びたくなる場所でした

2016年03月07日
  • ご入居時期
    2015年1月
  • ご入居者様
    85歳 女性
お話を
伺った方
E様 56歳(ご長女)・ご本人様
ホーム名
リハビリホームグランダ新高円寺

Eさんのお母様は若い時からゴルフをなさっていたという活動的な方でした。しかし、年齢とともに体調を崩されたそうです。

「両親は地方で二人暮らしをしていました。母は心臓が悪く、父が3年前に他界してからは一人にしておくのが不安で、私の近くに来てもらうことにしたのです。母が東京での暮らしに抵抗がなかったことと、私自身もそのほうが親孝行できると思ったからです」

Eさんがホームを選ぶにあたってこだわったのは、今までと同じような環境の中での暮らしでした。そして、選んだのがグランダ新高円寺でした。

「実家では父と庭いじりを楽しんでいたので、庭のあるホームを探しました。たまたま近くにオープンするというホームを見学したらイメージにピッタリの庭があり、落ち着いた住宅街という環境や、敷地、館内ともに開放感があることにも好感がもてました。オープンしたばかりのため、少人数のうちから入居できたのもよかったと思います。自宅にいるときから、母は大人数のデイケアに通うのが苦手でしたから…」

入居にあたって何より心配だったのが、お母様が新しい環境になじめるかどうかだったそうです。

「ホームでは日替わりでアクティビティがあり、母もいろいろと楽しんでいましたが、夕食後はちょっと時間をもてあましてしまいます。そんなとき、ダイニングから部屋に戻らない母を気遣って、他の入居者の方々が一緒に唱歌を歌って過ごしてくださったそうです。夜間、目が覚めて不安なときは、夜勤のスタッフの方が話し相手をしてくださったり、日中、部屋にいる母を気にかけてくださったりと、スタッフの方の丁寧な対応もあって、母は無理なくホームの暮らしになじんでいくことができたようです。入居してからは、スタッフの方々の支えが一番となっています。施設での暮らしは皆で一斉に何かをするというイメージがありますが、ここでは自分のペースで暮らしながら、入居者の方や、スタッフの方ともほどよい距離感でお付き合いができるのがいいですね」

ホームへの訪問は、Eさんご自身にとっても楽しみのひとつになりました。

「私は週2~3回、ここに通っていますが、プチホテルで過ごすような気分になれるので、来るのが楽しみなんです。他の入居者の方と母娘同士4人、「女子会」と称して庭を眺めながらランチをすることもあるんですよ。気持ちがわかりあえるので勇気づけられます。

こんなふうに、日常生活を離れて心豊かな時間をいただけるので、家族にとってもありがたい場所ですね。入居してみて、老人ホームのイメージがすっかりかわりました。ほかの方も同じように感じておられるのかしら。訪問するご家族がとても多い気がします」

Eさんのお母様ご自身も「ここは理想的な場所ですよ。ありがたいことですね。いいご縁がありました」と、

Eさんと顔を見合わせながらしみじみおっしゃっていました。

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