【認知症のキホン】認知症の診察内容と診断基準とは?

公開日:2021年12月22日
認知症の診断

認知症の診察・検査

認知症の診察内容は、問診、身体診察、CTなどの画像診断、採血、尿検査などと知能検査です。

問診 家族を交えて受けます。病歴や現状を聞き取りながら、記憶力、理解力なども確認します。
身体診察 運動機能を確認します。
一般検査 血液・尿検査などから、認知機能に影響する身体の変化の有無を調べます。
画像診断 脳の萎縮や出血などの異変、脳の活動状態などを調べます。
知能検査 質問に答える形で、時間や場所、状況の認識や注意力などを調べます。

認知症の診断

診察や検査の結果を総合的に判断して診断します。認知症の診断は、それ以降の症状の悪化を防いだり、改善させたりするための前向きなものです。医師はさまざまな検査の結果から、原因となる疾患や、症状を悪化させる要因などを探し、治療方法を検討します。医師の話をよく聞き、アドバイスを受けるようにしましょう。

受診の心がまえ

日ごろの様子にあらわれる小さな変化、気になる行動などは、家族でなければ伝えられない重要な情報です。できるだけ具体的に医師に伝えられるように、受診前に、気づいたことを整理しておきましょう。 いつ頃から、どのようなきっかけで症状が出始めたか、その後どのように変化してきたか、今困っている症状はなにかなど、予めメモしておくとよいでしょう。

また、略歴や既往歴、生活習慣や気になっている症状の変化を事前にメモしておくと診察がスムーズです。ご家族から伝えたいことで本人の前で言いにくいことは、先に医師に提出しておくといいでしょう。

※記事の内容は2021年12月時点の情報をもとに作成しています。

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監修者:杉山 孝博(すぎやま たかひろ)
川崎幸クリニック院長
杉山 孝博
監修者:杉山 孝博(すぎやま たかひろ)
川崎幸クリニック院長

川崎幸病院副院長を経て1998年より川崎幸病院の外来部門「川崎幸クリニック」院長に就任。公益社団法人認知症の人と家族の会全国本部副代表理事、神奈川県支部代表。認知症と介護に関する著書、講演など多数。

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