【早わかり表で比較】サービス付き高齢者向け住宅と有料老人ホームの7つの違い

公開日:2023年02月06日
有料ホーホームとサ高住の違い

「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)と、有料老人ホームは何が違うの?」

このような疑問をもつ方も多いのではないでしょうか。

どちらも介護施設ですが、入居条件やサービス内容は大きく異なります。

そこで本記事では、主に以下の内容を解説していきます。

  • 「サ高住」と「有料老人ホーム」の7つの違い
  • 「サ高住」と「有料老人ホーム」のメリット・デメリット

その他に、いまいち違いがわからないと言われている

  • 「サ高住」と「特別養護老人ホーム」の違い
  • 「サ高住」と「ケアハウス」の違い

についてもお伝えしていきます。

本記事でそれぞれの違いを理解し、お住まい選びにぜひお役立てください。

サ高住と有料老人ホームの特徴

サ高住は、バリアフリー仕様の高齢者向けの賃貸住宅です。

主に賃貸借契約を結んでアパートやマンションを借りる感じと基本的に同じなので、自由度が高い、生活の自由度が高いです。

また、サ高住では「安否確認・見守り」と「生活相談」サービスの提供が義務付けられています。サ高住は利用者が安心して自由な生活を送れる環境が整っている点が大きな特徴といえます。

なお、サ高住には「一般型」と「介護型」の2種類があります。

一般型 介護サービスを必要な分だけ個別で契約して受ける
介護型 施設内で介護サービスを受ける
(※費用は介護度によって異なる)

サ高住のほとんどは「一般型」であり、「介護付」の割合は約7%※と少ないのが現実です。

※参照:『厚生労働省|高齢者向け住まいの今後の方向性と紹介事業者の役割』(令和2年10月26日)P17「各サービスの関係図」をもとに計算

さらに詳しいサ高住の概要は、下記の記事にまとめてあります。

有料老人ホームの特徴|「介護付」「住宅型」「健康型」の3種類がある

料老人ホームは、有料老人ホームとは、高齢者が暮らしやすいように配慮された「住まい」です。 ご利用者様が快適に暮らせるよう、サービスを提供しています。

サービスの具体例としては以下のようなサービスがあります。

  • 入浴
  • 排泄
  • お食事の介護
  • お食事の提供
  • 洗濯掃除などの家事援助
  • 健康管理

有料老人ホームにおける「健康管理」とは、介護職員や看護職員が、利用者のお身体が健康状態にあるよう見守り・管理を行うことです。

また、有料老人ホームは大きくは3タイプ、うち介護付きはさらに「介護付」「住宅型」「健康型」の3タイプにわけられます。

以下の表にて、それぞれ3つのタイプの違いをまとめました。

施設の種類 介護付有料老人ホーム
(入居時自立型)詳細を見る
介護付有料老人ホーム
(介護専用型)詳細を見る
介護付有料老人ホーム
(混合型)詳細を見る
住宅型有料老人ホーム詳細を見る 健康型有料老人ホーム詳細を見る
特徴 介護が必要になればホームのスタッフによって、介護サービスが提供される 介護が必要な場合は、外部サービスを利用する必要あり 身の回りのことはご自身でできる方が対象
入居対象者 自立 ×
要支援 × ×※ ×
要介護 × ×
付帯サ|ビス 食事
緊急時の対応
介護サービス ×
(外部サービスを利用)
×
終のすみかになる ×

※「介護型」の場合は○。

有料老人ホームの詳しい入居条件については、下記の記事でわかりやすく解説しています。

【早わかり表】サ高住と有料老人ホームの7つの違いとは?

サ高住と有料老人ホームの違いを下記の表にまとめました。

  サービス付き高齢者向け住宅 有料老人ホーム
入居条件 ・原則60歳以上
・自立・要支援・要介護の方
・60歳以上の高齢者
・あるいは要介護者認定を受けた60歳未満の方
契約方式 建物賃貸借契約 終身利用権方式
入居前に必要な費用目安 【敷金】
・一般型:数万円~数百万円
・介護型:数万円~一部に数千万円
【入居金】
0~数億円を超えるなど幅広い
月額利用料目安 ・一般型:5万円~25万円
・介護型:15万円~40万円
15~30万円(ホームによって異なる)
提供サービス
  • 安否確認
  • 生活相談
  • 入浴
  • 排泄
  • 食事の介護
  • 食事の提供
  • 洗濯掃除などの家事援助
  • 健康管理
居室の広さ 25㎡以上(条件付で18㎡以上も可) 13㎡以上
食事 自炊可能
(オプションで食事サービスの利用も可能※)
ホームが提供
生活の自由度の違い 外出・外泊は自由に可能 一日のスケジュールが比較的決まっている部分もあり、行動に制約がでる場合もある

※一部サ高住では対応していない場合もありますので、事前に確認しておきましょう。

次に、サ高住と有料老人ホームを項目別に比較しながら説明していきます。

①入居条件の違い

サ高住と有料老人ホームでは、入居条件が大きく異なります。

サ高住では、60歳以上の高齢者、あるいは要介護者認定を受けた60歳未満の方が入居対象です。

一般型と介護型それぞれの入居条件は以下のとおりです。

  一般型 介護型
年齢 ・60歳以上
・要介護者・要支援者の方        
・60歳以上
・要介護者・要支援者の方        
介護レベル 自立~軽度の介護が必要な方 自立~要介護5
認知症 受け入れ不可 受け入れ可能
連帯保証人

一方、有料老人ホームの入居条件は下記のような入居条件になっています。

有料老人ホーム 入居条件
介護付有料老人ホーム 介護型 要介護1以上の方
混合型 自立・要支援・要介護の方
自立型 自立している方
住宅型有料老人ホーム ・主に65歳以上
・自立〜要介護5の方
健康型有料老人ホーム ・主に60歳以上
・介護を要しない健康で自立した方

各ホームでは、介護保険における「特定疾病」が原因で介護が必要になった場合、「40歳以上65歳未満」の方でも要介護(要支援)認定の申請ができます。

そのため、65歳以上を満たさずにホームへ入居できる場合もあります。

なお特定疾病の種類については、以下のページで詳しく記載されています。

②契約方式の違い

サ高住の場合、入居する際は「建物賃貸借契約」を結びます。

建物賃貸借契約とは、賃貸マンションの契約同様、建物に住むための契約です。

更新時に更新費用はかかりません。ただし入居時には家賃2〜3ヶ月分の敷金が必要です。

一方、有料老人ホームの場合は、いくつかの契約形態があります。

建物賃貸借方式

一般的な賃貸住宅と同様、ホームで生活するために家賃相当額を毎月支払う方式。建物賃貸借方式では、居住部分と介護サービスの契約が別々になっている。

夫が契約者となり夫婦で入居契約した場合、もし夫が亡くなっても妻に借家権が相続されるので、引き続き生活できる。

終身建物賃貸借方式

入居期間は終身。

入居中に契約者が死亡した時点で契約終了となり、建物賃貸借方式のように相続権は発生しない。

有料老人ホームで終身建物賃借方式は非常に少ない。

利用権方式

居室や共用設備、介護サービスや生活支援にかかる料金をひとまとめにした契約。

入居中に契約者が死亡した時点で契約終了となり、相続権は発生しない。

なかでも有料老人ホームは、居住部分とサービスもセットで提供するため、「利用権方式」を採用するホームが多いです。

③費用の違い

サ高住と有料老人ホームの費用にも違いがあります。

以下にそれぞれ必要な費用をまとめました。なお掲載金額は目安で、詳細はホームによって異なるため、確認が必要です。

  サービス付き高齢者向け住宅 有料老人ホーム
入居前に必要な費用目安 【敷金】
・一般型:数万円~数百万円
・介護型:数万円~一部に数千万円
【入居金】
0~数億円を超えるなど幅広い
月額利用料目安 ・一般型:5万円~25万円
・介護型:15万円~40万円
15~30万円(ホームによって異なる)

サ高住では、家賃の一部を前払いして月々の支払額を抑えるプランがあります。

他にも、預り金を支払い月額利用料が支払えなくなった時に充てる保証金プランを備えているところもあります。

また、一般型は居室のキッチンで自炊も可能なため、水道・光熱費はそれぞれ使用分を利用者が支払います。

一方、介護型はお食事サービスの提供を前提に、水道・光熱費が含まれていることがあるので確認が必要です。

かわって、有料老人ホームでは入居金が必要です。

有料老人ホームの入居金は、入居時に一部が初期償却(しょきしょうきゃく)されます。

初期償却とは、入居金を一定の割合で減額することをいいます。

なかには入居金を必要としないホームもあるため事前に確認が必要です。

合わせて読みたい

④提供サービスの違い

サ高住 ・安否確認
・生活相談
有料老人ホーム ・入浴
・排泄
・食事の介護
・食事の提供
・洗濯掃除などの家事援助
・健康管理
※ホームによって異なります

サ高住には、「必ず受けられるサービス」と「必要に応じて受けられるサービス」があります。

サ高住を利用して必ず受けられるサービスは、「安否確認」と「生活相談」です。

「安否確認」とは、サ高住のスタッフが利用者の部屋を定期的に訪問するサービスです。何か異変があった場合は迅速に対応してくれます。

利用者はもちろん、離れて過ごす家族も安心して生活できるでしょう。

「生活相談」とは、介護や通院の必要性、心身の不安や悩みなど生活のあらゆる相談に乗ってくれるサービスです。

一方、必ず受けられるサービスがあるサ高住とは違い、有料老人ホームではホームによって提供サービスは異なります。

介護付有料老人ホームでは、ホーム内にスタッフが24時間配置されています。

日中は看護職員も駐在しており、なかには看取りまで対応可能なホームもあるため確認が必要です。

⑤ホーム設備の違い

サ高住 ・居室の広さ:25㎡以上(条件付で18㎡以上も可)
・トイレや洗面など設備
・バリアフリー
有料老人ホーム ・居室の広さ:13㎡以上
・浴室やトイレ、食堂、機能訓練室を設置
・バリアフリー

サ高住と介護付有料老人ホームには、それぞれ住宅の設備基準が設けられています。

居室の広さは、サ高住では25㎡以上(条件付で18㎡以上)、介護付有料老人ホームでは13㎡以上に設計されています。

どちらのホームも段差をなくし、浴室やトイレに手すりを付けるなど、バリアフリー仕様が施されているのが特徴です。

通路や出入り口の幅も高齢者を想定して設計されているため、一般の集合住宅よりも高齢者が生活しやすい環境です。

なお、サ高住のなかには見守りセンサーや緊急通報装置が設置されているホームもあります。

介護付有料老人ホームでは、浴室やトイレの他にも食堂、機能訓練室の設置も基準に含まれています。

ほかにも、介護度が高い方のために特殊浴槽が設置されているホームも多いです。

⑥食事の違い

サ高住 ・自炊可能
・オプションで食事サービスの利用も可能※
有料老人ホーム ・ホームスタッフが提供

※一部サ高住では対応していない場合もありますので、事前に確認しておきましょう。

サ高住では、居室や共用スペースにはキッチンが設置されており、利用者が自由に自炊できます。

また、食事サービスはオプションではありますが、ほとんどのサ高住で利用可能です。

「買い物に行くのが億劫だ」「1人分を作るのは面倒くさい」といった問題が解決され、栄養が偏る心配もありません。

ご自身で調理を楽しみながら、必要に応じて食事サービスを利用するのもよいでしょう。

なお、介護付有料老人ホームでは、お食事はスタッフに作ってもらえます。

お食事にこだわっているホームが多く、介護食でもおいしく食べられるように工夫しているところもあります。

また、柔らかさや好みなど個別に対応できるホームもあるので確認してみましょう。

⑦生活の自由度の違い

サ高住 ・外出・外泊は自由に可能
有料老人ホーム ・一日のスケジュールが比較的決まっている

日常生活における自由度は、有料老人ホームよりもサ高住のほうが高いです。

賃貸借契約であるサ高住は、通常の賃貸住宅と同じ扱いのため自由に外出できます。

また、外泊にも許可は不要であり、日常生活における選択はすべて利用者が自由に行えます。

一方、有料老人ホームでも外出はできますが、その都度届け出が必要です。

生活における一日のスケジュールも比較的決まっていることが多いです。

生活の自由度で選択するなら、サ高住のほうが希望に合っているかもしれません。

サ高住と有料老人ホームのメリット・デメリット

次にサ高住と有料老人ホームのメリット・デメリットを説明します。

サ高住、有料老人ホームのそれぞれを分かりやすくまとめました。

サ高住のメリット・デメリット

メリット ・介護認定されていなくても入居できる
・生活の自由度が高い
・見守りサービスがあるため安心して生活ができる
デメリット ・一般的な賃貸住宅より費用は高い
・一般型と介護型によって受けられる介護サービスが異なる

近年、サ高住のニーズが高まり住宅数も増え続けています。

サ高住では基本的に、介護度の低い高齢者を対象です。

とはいえ、現状は要介護3〜5のご利用者様が約3割を占めているという実態*も明らかになっています。

なお、サ高住のなかでも「一般型」の場合、看護職員・介護職員が常駐していないため、十分に介護サービスを受けられない可能性もあります。

一方、「介護型」では看護職員・介護職員は日中は常駐しています。健康相談や生活の中での困りごとを打ち明けやすい環境です。

有料老人ホームのメリット・デメリット

次に有料老人ホームのメリット・デメリットを説明します。

メリット ・サービスが充実している
・ホームの設備が整っている
・ホームの数が多く選びやすい
デメリット ・メリットに伴い費用が比較的高い
・要介護度があがるとホームを退去する必要がある
(※ホームによって異なる)

先ほどお伝えしたように、有料老人ホームは以下の3種類に分けられています。

ホームによって高齢者のニーズに対応した、さまざまなサービスが充実しています。

  • 介護付
  • 住宅型
  • 健康型

介護付有料老人ホームは、介護サービスが充実している点が最大のメリットです。

24時間配置されているホームのスタッフにより介護サービスを提供しています。

サービス内容は、入浴やお食事の介助、居室内の清掃など身の回りのサポートです。

人員配置基準が決められているため、持病のある方へのサポート体制も充実しています。

一方で住宅型有料老人ホームは、介護サービスを利用する際は外部の事業者と契約が必要です。

入居後に介護サービスが必要になった場合は、ケアマネジャーにケアプランを作成してもらい、デイサービスや訪問介護を利用しましょう。

ご利用者に必要なサービスだけを契約できるため、要介護度が低い方は費用を抑えられます。

なお、健康型有料老人ホームは介護を必要としない(自立した生活ができる)人を対象としています。そのため、要介護になると入居を継続できません。

また、健康型有料老人ホームは全国でも20施設ほどと、他の介護付・住宅型と比べても少ないのが現状です。

それぞれの特徴を理解した上で、ご自身に合った有料介護老人ホームを選択しましょう。

サ高住に関するよくある質問

サ高住に関する、よくある質問を解説します。

  • サ高住と特別養護老人ホーム(特養)の違いは?
  • サ高住とケアハウスの違いは?

順番に解説していきます。

サ高住と特別養護老人ホーム(特養)の違いは?

特別養護老人ホームは、一般的に「特養」と呼ばれているホームをさします。

特養では常時介護を必要とし、在宅での生活が困難な高齢者に対して、生活全般の介護を提供するところです。

サ高住と特別養護老人ホームは、入居条件や費用面で大きく異なります。

違いは以下のとおりです。

  サービス付き高齢者向け住宅 特別養護老人ホーム
運営 国土交通省・厚生労働省 地方公共団体/社会福祉法人
特徴 介護を必要としない自立した高齢者がさまざまな生活支援サービスを受けて生活する高齢者向け住宅 介護を受けるためのホーム
入居条件 ・原則60歳以上
・自立・要支援・要介護の方
・65歳以上で要介護3以上の方
・40~64歳で特定疾病が認められた要介護3以の方
・例によって入居が認められた要介護1~2の方
入居前に必要な費用目安 【敷金】
・一般型:数万円~数百万円
・介護型:数万円~一部に数千万円
不要
月額利用料目安 ・一般型:5万円~25万円
・介護型:15万円~40万円
6~15万円
設備 ・居室の広さ:25㎡以上(条件付で18㎡以上も可)
・トイレや洗面など設備
・バリアフリー
・一人当たりの床面積:10.65㎡以上
・廊下:幅1.8m以上
・トイレや浴室、調理室などの設備
提供サービス
  • 安否確認
  • 生活相談
  • 生活支援
  • お食事
  • 入浴
  • 機能訓練
  • レクリエーション
  • 看取り

費用を抑えたい場合や、介護度が高い場合は特別養護老人ホームがおすすめです。

しかし、待機者が多いため入居までに時間を要すことが多いです。

特別養護老人ホームの詳しい概要や入居条件は、下記の記事にてさらに詳しく説明しています。

サ高住とケアハウスの違いは?

ケアハウスとは、日常生活でサポートを必要としていても、住宅や家庭の環境などの理由から、自宅での生活が困難という方のための公的施設です。

ケアハウスは経費老人ホームの一種で、「軽費老人ホームC型」とも呼ばれています。

軽費老人ホームは、以下の3つに分けられます。

  • 食事サービス付きのA型
  • 自炊型のB型
  • 食事・生活支援サービスのついたC型(ケアハウス)

なお、A型とB型については今後新設はされずに、C型(ケアハウス)に一本化されていきます。

サ高住とケアハウスの大きな違いは、受けられるサービス内容です。

他にもどのように違いがあるのか、表で詳しく見てみましょう。

  サービス付き高齢者向け住宅 ケアハウス
運営 国土交通省・厚生労働省 許可を受けた民間企業、社会福祉法人、医療法人、地方公共団体
特徴 介護を必要としない自立した高齢者がさまざまな生活支援サービスを受けて生活する高齢者向け住宅 自立して生活するのが難しい60歳以上の高齢者を対象にした介護施設
入居条件 ・原則60歳以上
・自立・要支援・要介護の方
・60歳以上
・事情があって家族と暮らせず、日常生活に不安のある方(健康状態に問題はない方)
入居前に必要な費用目安 【敷金】
・一般型:数万円~数百万円
・介護型:数万円~一部に数千万円
【初期費用】
・自立型(一般型):0〜1,000万円
・介護型(特定型):0〜数百万円
月額利用料目安 ・一般型:5万円~25万円
・介護型:15万円~40万円
・自立型(一般型):7~15万円
・介護型(特定型):8~20万円
設備 ・居室の広さ:25㎡以上(条件付で18㎡以上も可)
・トイレや洗面など設備
・バリアフリー
・居室の広さ:21.6㎡以上(2人部屋は31.9㎡以上)
・トイレ、ミニキッチン、洗面所など設備
提供サービス
  • 安否確認
  • 生活相談
  • 自立型(一般型):食事、生活支援
  • 介護型(特定型):食事、生活支援、介護

サ高住のように、ケアハウスも介護サービスの有無で、

  • 自立型(一般型)
  • 介護型(特定型)

の2タイプに分けられます。

なお食事に関しては、ケアハウスではお食事の提供サービスがついています。

一方、サ高住は利用者がお食事の提供サービスが必要かどうかを選択できます。

ケアハウスについては、下記の記事に詳しくまとめています。

まとめ

この記事では、サ高住と有料老人ホームの違いについて説明しました。

サ高住、有料老人ホームともに入居条件や費用、サービス内容が異なります。

ベネッセでは地域やご予算に合わせたホームの資料をお送りしています。

ホームの選び方に迷う場合はぜひご活用してください。

利用者も家族も安心して暮らせる住まいを探していきましょう。



監修者:岡本 典子(おかもと のりこ)
      FPリフレッシュ代表、CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、住宅ローン・アドバイザー
岡本 典子
監修者:岡本 典子(おかもと のりこ)
      FPリフレッシュ代表、CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、住宅ローン・アドバイザー

「高齢期の住まい」に着目し、東京や神奈川を中心に、介護付有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅など、240ヶ所以上を訪問。現在、「終のすみか探し」コンサルタントとして、シニア期の住まい探し・住みかえ、執筆、講演と、幅広く活動している。

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